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《書籍紹介》困っている人のためのアイデアとプレゼンの本
2014.7.18
新刊紹介
book.jpg
『困っている人のための
 アイデアとプレゼンの本』

福里真一 著

発行 日本実業出版社

定価 1,512円








困っていた私からもオススメの一冊です。
 
現代のビジネスというのは、とかくハイテンションだ。
もっと売ろう。もっと勝とう。もっと成功しよう。
広告に求められるのは、その「もっと」を「もっともっと」にすることだったりする。
なので、広告の現場もとにかくハイテンションだ。
そんな広告界のスターの一人が、この本の著者である福里真一さん。
超ハイテンションであってもおかしくないはずの福里さんなのに、
実は電信柱の陰から見ているタイプだというから不思議だ。
世の中、控えめなタイプの人はいっぱいいる。
でも、福里さんの電信柱の陰からレベルは半端ない。
天性のものだ。きっと、天才なんだろう。そう思っていた。
でも、この本を読んで、いや、ちがうかも、と思うようになった。

この本で語る福里さんは、実になんでもない。驚くようなノウハウはない。
ヤケドするような激しさはない。華々しい交遊もない。
しかし、そのなんでもなさが、やっぱり半端ない。
ハイテンションな現代社会で、ハイパーテンションな広告業界で、
なんでもなさを貫き通し、純化させていっている福里さんは奇跡のような存在だ。
なんでもないを通り越して、何者も及ばない超然とした風情を、
この一冊からは感じるのだ。さらっと読めてしまうけれど、
とてもヤバいものを見たような気になる。
福里さんという人は、電信柱の陰からどころか、この世の果てから世界を
見ているのではないだろうか。

本書のタイトルは
「CMプランナー福里真一が書きました
 困っている人のためのアイデアとプレゼンの本」だ。
私はこの本は、もっと単純に「困っている人のための本」でいいのではないかと思った。
もはや広告の本ではない。ビジネスの本でもない。妙なテンションで疲れ果て、
困り果てている人は広告業界にはもちろん、いまの世の中、結構いるのではないだろうか。
そんな人たちに、あるがままで、しなやかに、それでいてしたたかに生きていく術を
教えてくれているのがこの本なのだ。

いまこの書評を書かせていただいている私も、締め切りに追われ、
メールや電話に追われ、人に追われているうちに、引き受けてしまった
この本の書評を書けないままの日々が続いていた。読まねば、書かねばと
思っているうちに、TCC事務局から催促のメールが届き、
いよいよ逃げられまいとこの本を手に取った。
そして、読んだ。そしたら、心が軽くなった。もっと早く読めばよかった。
ごめんなさい事務局さん。ありがとう福里さん。世界中の困っている人たちに、
この本が届くことを願ってやみません。

(web会報 丸原孝紀)



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