会員専用サイトでのみ閲覧できる
TCC会報から選りすぐりの記事を
一般公開する「TCC会報出張所」。
過去に行なわれたトークショー
での対談など、コピーライターの
語る言葉をお楽しみください。

最新記事

《書籍紹介》日めくり「オペラ」 366日事典/新井巌 著

《書籍紹介》100万回シェアされるコピー/橋口幸生 著

《書籍紹介》顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考/藤崎実・徳力基彦 著

《書籍紹介》歌集『ケモノ道』/ 柿本希久 著

《対談》トークイベント「TCCことばみらい会議」第二夜・第4部

《書籍紹介》最も伝わる言葉を選び抜く コピーライターの思考法/中村禎 著

《対談》トークイベント 「TCCことばみらい会議」 第二夜・第3部

《書籍紹介》ネーミング全史 商品名が主役に躍り出た / 岩永嘉弘 著

《書籍紹介》 降りてくる思考法 / 江上隆夫 著

《対談》トークイベント 「TCCことばみらい会議」 第一夜・第2部

《対談》トークイベント 「TCCことばみらい会議」 第一夜・第1部

《イベントのご紹介》 いとうとしこ著「売れるキャラクター戦略 "即死""ゾンビ化"させない」 刊行記念トークショー

TCCコピー年鑑2016発刊記念イベント 「おこしやす!TCC」

《書籍紹介》 売れるキャラクター戦略 "即死""ゾンビ化"させない / いとうとしこ 著

《イベントのご紹介》 大曲康之写真展2「農村と、山村。」

《書籍紹介》 待っていても、はじまらない。―潔く前に進め/阿部 広太郎 著

《イベントのご案内》 第3回柿本照夫作陶展「わがケモノ道」

ようこそ!2016年度新人賞のみなさん

《書籍紹介》仕事偏差値を68に上げよう / 松尾卓哉 著

《書籍紹介》ハフリ/山田光美 著

《書籍紹介》師の句を訪ねて―岡本眸その作品と軌跡/広渡詩乃

《書籍紹介》汽水―益岡茱萸句集/福本ゆみ

《書籍紹介》名作コピーの教え/鈴木康之 著

おこしやすTCCin ヒカリエ

《書籍紹介》言葉の処方箋 /竹内好美 著

《書籍紹介》 マイペースのススメェー/ 文:三井 明子

《書籍紹介》広告コピーってこう書くんだ! 相談室(袋とじつき) /谷山雅計著

こども広告教室を開催

《対談》TCC広告賞展2015 TCC TALK LIVE Vol.2 『尾形さんって、なに考えているんですか。』

《対談》TCC広告賞展2015 TCC TALK LIVE Vol.1 『たふてこ。(多田福里照井のコピー会議)』

《書籍紹介》さるすべりの花のように/島崎保彦著

2015年度、新人賞のみなさんから!

《対談》「西村さんを囲む夕べ」

眞木準さん(のお弟子さん)を囲む夕べ

C-1グランプリ100回記念特別企画を開催しました

《書籍紹介》可不可●西村佳也句集

《イベントのご案内》谷内六郎の絵と岩崎俊一のコピーで綴る昭和展 昭和というたからもの

《イベントのご案内》コピーライター 西村佳也「可不可展」

《イベントのご案内》あんましヤル気のない風景。大曲康之写真展

《書籍紹介》ここらで広告コピーの本当の話をします。/小霜和也

《書籍紹介》 大人の迷子たち/岩崎俊一

《対談》TCC広告賞展2014TCC TALK LIVE Vol.4 『澤本嘉光×多田琢 頂上対談!!』

《対談》TCC広告賞展2014 TCC TALK LIVE Vol.3 『ズバリ!困っている人のためのアイデアとプレゼンのはなし』

《対談》TCC広告賞展2014 TCC TALK LIVE Vol.2 『ちょっとだけ新世代』

《対談》TCC広告賞展2014 TCC TALK LIVE Vol.1

《書籍紹介》困っている人のためのアイデアとプレゼンの本

《書籍紹介》 魚住勉の一行の恋/魚住勉

《イベントのご案内》 歌謡曲集「枕草子」リリース記念コンサート

《書籍紹介》 コピーライター放浪記―All Around the World/木戸寛行

《対談》TCC広告賞2013トークイベント 第2回

コピーフェア トークショー 2013年度TCC賞 「いいコピーって、何だったんだろう?」

《書籍紹介》 電信柱の陰から見てるタイプの企画術/福里真一著

TCC広告賞展2013 トークイベント Vol.1 髙崎卓馬さん

《書籍紹介》 『ガラスのハートのきたえかた方』 竹内好美 著

《書籍紹介》 『土屋耕一のことばの遊び場。』 土屋耕一 著

《書籍紹介》 『言葉あそび入門』 多比羅孝

2012年度TCCホール・オブ・フェイム顕彰式(糸井重里氏スピーチ掲載)

《書籍紹介》 『あたまの地図帳』 下東史明

《書籍紹介》 『あしたは80パーセント晴れでしょう』 坂本和加

《書籍紹介》 『はるかかけら』 髙崎卓馬 著

《書籍紹介》 『表現の技術』 髙崎卓馬 著

《対談》 鈴木康之さんを囲む夕べ(3)

《対談》 鈴木康之さんを囲む夕べ(2)

《対談》 鈴木康之さんを囲む夕べ(1)

《対談》 TCC広告賞展2011 トークイベント第3回(2)

《対談》 TCC広告賞展2011 トークイベント第3回(1)

《書籍紹介》日めくり「オペラ」 366日事典/新井巌 著
2017.7.26
新刊紹介
日めくり「オペラ」.jpg
日めくり「オペラ」 366日事典


 新井 巌

 定価:2,500円(税別)

 出版社:言視舎

 出版日:2016年 12月 20日








この本は「世界の文化史気まぐれ日めくりノート」かもしれないよ
(新井巌さんの『日めくり「オペラ」366日事典』を読んで)

●小野田隆雄

新井さんは東京コピーライターズクラブの幹事会の、メンバーのひとりです。ひょっとすると、いやひょっとしなくても、TCCでピカイチの文化人かもしれないと、ときおり思う方です。というか、残り少なくなった「洗練された東京人」ではないかな。その彼がオペラへの愛情と蘊蓄を傾けて書き上げた「オペラ事典」が、この本です。

ところでオペラとは。広辞苑の助けを借りながらまとめると、次のようになるでしょうか。「歌唱を中心に楽器演奏や舞曲も加えて、歌手が劇中の人物を演ずる舞台劇。16世紀末から17世紀の初頭にイタリアで成立し、諸国に広がった。日本語では歌劇。オペラ・コミックは対話の台詞(せりふ)も交えたフランス語の歌劇、18世紀に始まった。オペレッタは、娯楽的要素が強い軽快な内容の歌劇で、独唱や合唱に台詞も交える。19世紀後半に成立し、後にミュージカルに発展する」

オペラについての著作をご紹介するのに、なぜオペラの初歩的な説明をするかといいますと、この本には、そういうことは書かれていないからです。植物図鑑には「植物とは」とか「バラ科とは」とか、そういう説明は出ていません。絵や写真や解説で読者を植物の世界に誘い入れ、読者を楽しませてくれます。それと同じように、このオペラの本には音楽の解説や学術論的アプローチはありません。どのページをめくっても、オペラに関する、「おや」とか「へえー」とか、「ええっ!」と驚くような話題やエピソードが、さりげなく登場してくるのです。

それからオペラが総合芸術であることも、この本の内容を豊かにしています。ひとつのオペラが上演されるまで、どのような人や事柄が絡んでくるでしょうか。まず作曲家がいます。それから楽曲構成の原案となる小説や詩集の作者がいます。この原案となるのは文字だけではなく、歴史的事件であったり、ひとりの英雄の人生であったりもします。さらに上演となれば、演ずる歌手たちがいます。そして交響楽団。上演された劇場、それが存在する都市。そしてプロデューサーや劇場の持主。新井さんは一年366日を、以上のような人物や出来事や都市で埋めつくしました。ある日はマリア・カラス、ある日はスタンダール、そしてある日は岡本綺堂。まったく無秩序に気まぐれに、さまざまな出来事と人物が登場してきます。いつのまにかオペラの世界をはみ出している楽しさなんですね。

『日めくり「オペラ」366日事典』は、オペラ文化の小道を、ふらりと歩き廻るような楽しさを味わえる本、と言えば私が言いたいおすすめの言葉になるでしょうか。


-------------------------------
著者より
-------------------------------
思えば、私の前著『番町麹町「幻の文人町」を歩く』(言視舎刊)の紹介も、小野田さんに書いていただき、今回も広告ともコピーとも、まったく畑違いの著書『日めくり「オペラ」366日事典』なるものを上梓したので、再度お願いしてしまいました。

ところがご紹介いただいた文章を拝見したら、何とも面映いような過分な私についての人物紹介までしていただき、これじゃあ、これから恥ずかしくて幹事会に出られなくなりそうです(笑)。でも、オペラは面白いです。一度ハマルと、もう抜け出せません(笑)、ぜひ皆さんも、この本を見ていただきハマッてください。小野田さん、いつも無理強いして申し訳ありません。

(新井巌)



ご購入はこちらからどうぞ
(画像をクリックするとAmazonに移動します)
  ↓