大塚製薬 ポカリスエット
フーバーダム 120 NA:私はブラックレトリバー。一番最初の記憶は
ここは暑いところだ、という事だった。
S:1931年 アリゾナとネバダの州境
フーバーダム建設、始まる。
NA:昼休みを私と過ごした人が、
翌日から姿を見せないことがあった。
その年13人が熱射病で死んだという。
S:D.Bディル博士ここは灼熱の惑星だ
NA:次の年、ハーバード大学から医師が来た。
博士は食堂に貼り紙をした。
そして、水といっしょに塩化ナトリウムの
錠剤を飲むようにすすめた。
それでも倒れた人には食塩水を点滴した。
NA:博士は言った。イヌはいいなぁ。
水を飲むだけで回復できる。
S:塩分はヒトにとって
生理的になくてはならないものです。
NA:その年熱射病で死んだ人は、一人も
いなかった。あの灼熱のすり鉢の底で、
ヒトの身体を正常に保ったものは
必要な電解質と水だったのだろう。
NA:あそこは本当に何もない砂漠だった。
S:50年後 D.Bディル博士たちの
研究成果は今日のイオン飲料として
ポカリスエットに受け継がれた。
NA:ボディリクエスト ポカリスエット

NO.1979

広告主 大塚製薬
受賞 ノミネート
業種 食品・飲料
媒体 TVCM
コピーライター 秋山晶
掲載年度 2000年
掲載ページ 63