70からの一泊プラン。 「ばぁばのお料理だいすき~」
と言いながら、にがそうな顏で野菜をほおばる孫たちの気づかいに笑った。
共働きの息子夫婦の家にクルマで通い、子育てや家事を手伝い、一泊して帰る。
私と夫の最近のお決まりパターンだ。
いい距離をもった「二世帯」のような暮らし、と言えなくもない。
ときどき子どもを見てほしい、と息子夫婦に相談されたときは、正直やれやれと思った。
私たちの世代は核家族で生活することが当たり前だったから。
だけど、70をこえた今、孫を見る日が楽しみで仕方ない。
元気いっぱいの小さな笑顔にふれることで、生きるチカラをもらっているのだと思う。
「スマホでつかまえるモンスターもいいけど、本当につかまえる昆虫もいいぞ」
夫もなんだかイキイキしている。
公園で採集する3人を待ちながら、私は新しいレシピ挑んでいる。
二世帯、近居、遠居。
親子の距離から考える、共働き家族の家づくり。
ヘーベルハウス
NO.2017333
広告主 | 旭化成ホームズ |
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受賞 | |
業種 | 精密機器・産業資材・住宅・不動産 |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 吉岡丈晴 |
掲載年度 | 2017年 |
掲載ページ | 305 |