求人広告でTCCを目指してる方へ
ベールに包まれた(?)TCC審査会。
ことし、新人部門の最終審査に、
サポートスタッフとして参加させていただきました。
そこで、ちょっとした衝撃を受けたお話を。
(注)
ここからは求人広告の世界にいる、
ごく一部の人にしかわからない話になります。
すみません。
●
僕がサポートしたのはWeb部門とか混合部門。
応募作品が順番に流れていく中で、
ある人の作品が、強烈な異物感を放ってました。
それは、リクナビNEXTという
転職サイトに掲載された求人広告。
うろ覚えですが、応募作はすべて、
N2とかのフォーマット原稿だった気がします。
僕はそれまで、
「リクナビNEXTでTCCなんてありえない」
と思ってました。
フリーフォーマットのN5ならまだ、
パッと見で伝わる広告にはできる。
(キャッチ+ビジュアル+ショルダー+ロゴだけ、みたいな)
でも定型フォーマットの原稿の場合、
社名とか募集職種とか、そもそも構造的にわかりにくい。
(=何の広告かわかりにくい)
だからコピー賞の審査では、圧倒的に不利。
出してもスルーされるのがオチだろうと。
でも、そうじゃなかったんですね。
審査員のみなさんは、ちゃんと見てくれている。
いいコピーは、ちゃんと評価してくれる。
で、何が言いたいかといいますと、
いまシコシコとリクナビNEXTをはじめとする
Webの求人広告をつくってるみなさん、その仕事、
ノーチャンスじゃありませんよ! ってことです。
僕が見たその作品は、残念ながら新人賞を逃したけど、
ぜんぜん可能性ありますよ、と。
来年のTCCの締め切りまであと3ヶ月ちょい。
求人なら、ここから数十本は世に出せるはずです。
ぜひ、出品するつもりで、やってみてください!
●
ということで、岩田さんからバトンを受けました、
2017年度入会の鈴木宏明です。
去年まで約15年、リクルートの代理店で
コピーを書いていました。
なのでぼくのコラムでは、いま求人広告の世界で
TCC目指してがんばっている方々に、
何かしら役立つ情報をお届けできればと思ってます。
が、今日の話でほぼネタ切れなので、
あした以降は何の役にも立たないコラムになる予感がします。
ともあれ1週間、よろしくお願いします。
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