ゴミは変わっても、
もう一泊、は 変わらない。 1979年、この文藝春秋誌に帝国ホテルは「紙クズはもう一泊します」という
広告を掲載しました。お客さまが大事なメモなどを間違えて捨ててしまった
時のために、お部屋の清掃を終えた後、ゴミ箱の中身をもう一日お預かりする、
という内容です。それから34年。大事なメモはスマートフォンに記す方も増え
ました。ゴミの中身も、ペットボトルなどに様変わり。でも、「もう一泊」に
変わりはありません。「実は、昨日のお部屋に・・・」そんなお問い合わせに、
変わりがないからです。この長い年月でゴミがお役に立ったのは、ご滞在中も
ご出発後も数えるほど。でも、それはゼロではない。だからこそ「もう一泊」
を帝国ホテルは続けていきます。50年でも、100年でも。
NO.87577
広告主 | 帝国ホテル |
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受賞 | ファイナリスト |
業種 | 貨物運輸・旅客運輸(鉄道・船舶・飛行機会社)・観光サービス(ホテル・自治体観光ポスター) |
媒体 | 新聞 |
コピーライター | 関陽子 |
掲載年度 | 2015年 |
掲載ページ | 159 |