作品がまだない作品展
作品はまだない架空のキャプションをここに展示します。(作品募集中です。)
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作品No.1 題名:美(Beauty)
解説:美しさとは、気まぐれで、甘えたがりで、狂暴で、とてもじゃないけど手に負えない。だけど、どんなものだってその素質があるからこそ、土俵の上にのせられてしまう。
作品No.2 題名:前世(Previous Life)
解説:これはあなたの前世。
作品No.3 題名:欲しくても欲しくても決して手に入らないもの(I never get the things I wanted)
解説:お金で買えるものは、大したものじゃない。お金で買えないものも、たいしたものじゃない。
作品No.4 題名:かわいいベイビー (Pretty Little Baby)
解説:シャチは海に生きる者たちの中で一番強い。強さはときに、かわいい顔をしているのかも。
作品No.5 題名:この世の終わり(The End Of The World)
解説:世界滅亡の日、何をしたいですか。おいしいものを食べたい?滅亡の日なんて言ったら、きっとどのレストランも行列です。愛する人と過ごしたい?その人は両親と過ごしたい可能性があります。
作品No.6 題名:もう誰のことも傷つけない (I won’t hurt anymore)
解説:誰にも傷つけられないために。誰のことも傷つけないために。この作品ができました。
作品No.7 題名:オバケ(obake)
解説:見えなくても、わたしたちはここにいる。
作品No.8 題名:クローン (Clone)
解説:これは実はクローンです。
作品No.9 題名:物体認知症 (Objective Dementia)
解説:1週間前、ここに何が置いてあったか思い出せますか?
作品No.10 題名:ぼったくり本(Rip-off Book)
解説:まったく価値のない本。だけど、それが価値なのである。
作品No.11 題名:おせっかいスイッチ(Nosy Switch)
解説:たまにおせっかいを焼いて、そっと明かりを消してくれたり、瞬時に点灯してくれたりする。
作品No.12 題名:夜、こっそり喋りだす(I talk secretly at night)
解説:ダーウィンがガラパゴス諸島から亀を連れて帰ったという話と、ビタミンCが見つかったのはたったの100年前だという話を、3回くらい聞きました。
作品No.13 題名:運命(Destiny)
解説:この作品は、ここに存在する運命を背負っている。
作品No.14 題名:化けの皮(Disguise)
解説:見た目にだまされないで。
作品No.15 題名:(笑)(lol)
解説:(笑)の隣には、どんなことを言ったって許される不思議な空間がある。
作品No.16 題名:第三の選択肢(Third Option)
解説:いつだって世の中は、あたかも二つしか選択肢がないように装う。仕事の成功 か、結婚か。作家性か、商業性か。生きているか、死んでいるか。obakeじゃだめ?
作品No.17 題名:地球(The Earth)
解説:太陽系にある惑星の一つ。金星と火星の間に位置する。今回の展示の中で、最も大きな作品。
作品No.18 題名:こう見えて10キロ痩せました (I lost 10 kilograms)
解説:けっきょくは、運動と食事だ。
作品No.19 題名:蛇口(Faucet)
解説:蛇口をひねれば、いつでもきれいな水が出てくる幸せ。でもその幸せだけでは到底満足できないからこそ、みんな色々とがんばってる。
作品No.20 題名:音(Sound)
解説:ガンガン鳴っています。ものすごく。
作品No.21 題名:タイムマシン(Time Machine)
解説:300年前から時空を超えてワープ。
作品No.22 題名:空っぽ(Emptiness)
解説:見た目からはわかりませんが、中は空洞です。これから少しずつ埋まっていきます。
作品No.23 題名:高熱(High Fever)
解説:この作品は、一週間前から高熱を出しています。決して近づかないように。
作品No.24 題名:また明日(See you tomorrow )
解説:あなたは今日、えのきを食べたとする。そのえのきにまた会えるのはいつになるのか。物事にはかならず再会が訪れるはず。再会のとき、あなたはきっとこの作品を思い出す。
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音声ガイドもご用意しました。ぜひご視聴ください。
(制作:obake 友田・三浦)
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