企業／超介さん 脱！昨日までの自分篇 120秒 女：
「これが私の…」
カメラマン：
セリフ言わなくていいよ、
ピント合わせてるだけだから
やっぱ本人に入ってもらう
カメラ助手：
スタンドインさん、はけてください
スタッフ：
ご本人さん入られまーす
女優：
お願いしまーす
女（黒）：
無理だよ
女優なんて無理だよ、あんたなんかに
女：
え？
Can I help you ?
女（黒）：
無理だよ
英語できないのに
友人：
ダイエット？
女：
私もやろっかな。
女（黒）：
無理だよ
前も続かなかったじゃん
女：
ねぇねぇ、あのさ…
女（黒）：
無理だよ
相手にされないよ…
女：
私帰るね
男：
え…？
S：
明日オーディション！
出たがってた映画の主役だよ！
女（黒）：
無理だって、諦めな
無駄だよ、行ったって
審査員：
それでは、15番の人
女：
「ごめんなさい、
これ以上
あなたと一緒に暮らせない」
女（黒）：
女優なんて無理だよ、
あんたなんかに
女：
「自分で
切り開いていかなきゃいけないって、
気づいたの」
女（黒）：
受かんないよ、無理
無理だって
やめときなって
女：
邪魔しないで！
誰なの？
女（黒）：
あなただよ
女：
私？
女（黒）：
傷つくよ
女：
消えて！消えて！
女（黒）：
無理だって
女：
誰が決めたの？
女（黒）：
あなたじゃない
女：
私？違う
私はもう…私はもう！
違う！
審査員：
すごい…
S：
超えなければいけないのは、
自分自身の作る壁だ。
NA：
それは、これまでを超えていく人
S：
超介さん
静岡新聞 SBS
