TOPICS

「TCC賞展2021」開催!

本年10月2日(土)~11月13日(土)まで「TCC賞展2021」をアドミュージアム東京(ADMT)で開催いたします。

本展では、本年度TCCグランプリに選ばれた福部明浩氏(catch)による大塚製薬カロリーメイトの広告シリーズ「見えないものと闘った1年は、見えないものに支えられた1年だと思う。」、TCC最高新人賞の小堀友樹氏(電通関西支社)による上田安子服飾専門学校のラジオCMのほか、TCC賞14作品群、審査委員長賞3作品と新人賞18名の受賞作品を一堂に集め、それら全てに受賞者本⼈による解説を添えて展示します。

また、併設のライブラリーでは受賞者が、これまで読んできた本や影響を受けた本など、コピーライターの発想や企画のきっかけになったかもしれない、とっておきの書籍をコメントとともに紹介する「受賞者によるセレクトブック展」。TCCの名誉殿堂であるHALL OF FAMEを2020年度に受賞された故・岩崎俊一氏の本棚から、ご息女でありTCC会員でもある岩崎亜矢氏に選書いただいた書籍を紹介する「HALL OF FAME 岩崎俊一さんの本棚」を開催。

アートディレクションは12月発刊の「コピー年鑑2021」と同じく、浜辺明弘氏(WATCH)が担当。「コピー」を主役にした年鑑そのものをメインビジュアルにおき、シンプルで、チャーミングな空間になっています。ゆっくりと広告、コピーをご堪能ください。ご来館をお待ちしております!

入館予約ページ→ https://www.admt.jp/about/reopen/

※受賞者による解説リーフレットは、館内の各QRコードからスマホ・タブレットで読み取っていただけますので、ぜひお持ちください。

■開催にあたって

制作者をとりまく状況がどう変わったかは人それぞれでしょうが、リモート環境で「ひとりきりで考える時間が増えた」ことだけは疑いようがないと感じます。もちろん、広告にはチームだからこその「現場での丁々発止なやりとり」からうまれる名作も数多いわけですが、「ひとりで考える」がコピーライターの原点であることもまた確か。その力が、ある意味これほどまでに「発揮される、発揮せざるを得ない」年もTCCの歴史の中で初めてだったのではと想像します。個人のちっぽけなアタマの中から、とてつもない飛距離をかっ飛ばしてみせる、数々の名コピーとアイデアをどうぞじっくりご鑑賞ください。(東京コピーライターズクラブ会長 谷山雅計)

■「TCC賞展2021」開催概要

主催: 公益財団法人 吉田秀雄記念事業財団 アドミュージアム東京
東京コピーライターズクラブ
会期: 2021年10月2日(土)~2021年11月13日(土)
会場: アドミュージアム東京 企画展示室(Hall B)
〒105-7090東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留
開館時間: 火~土曜 12:00~16:00 ※日時指定予約制(50名/時間)
休館日: 日曜、月曜(ほか不定休あり) 入場料: 無料

■展示連動企画・イベント

1.「トークイベント」
受賞者等をパネラーに迎え、オンラインにて開催予定です。詳細は後日当サイトにてご案内いたします。

2.「受賞者によるセレクトブック展」
ADMT 併設の広告図書館では、受賞者の愛読書を展⽰したコーナーが登場。受賞者の皆さんが⽇頃読んでいる本、みなさんにおすすめしたい本を、本⼈のコメントとともにご紹介しています。どうぞ手に取ってお読みください。

<本の紹介者:敬称略/五十音順>
赤城廣治・上島史朗・大石タケシ・河野正人・小堀友樹・坂本仁・島津裕介・筒井晴子・中治信博・畠山侑子・福部明浩・藤曲旦子・三島邦彦・宗政朝子・山際良子・山崎博司/浜辺明弘(本展アートディレクター)

3.「HALL OF FAME 岩崎俊一さんの本棚」
長年にわたりコピーライターとして第一線で言葉を紡いでこられた岩崎俊一氏。同氏の著作ふくめ、愛読されていた本を、次女でTCC会員の岩崎亜矢氏に選書いただきました。小さなスペースではありますが、岩崎亜矢さんによるエッセイとともに展示しています。

<ご来館のお客様へ>
※状況により会期が変更になる場合があります。開館状況につきましては、アドミュージアム東京ウェブサイトにてお知らせいたします。
※ご入館に際しましては事前予約をお願いいたします。ご予約はアドミュージアム東京ウェブサイトよりお願いいたします。

入館予約ページ→ https://www.admt.jp/about/reopen/

※予約枠に空きがある場合は、当日会場にて入館のお申し込みも可能です。