岩手日報 3月11日広告「おもかげ復元師」篇
TVCM 90秒 M:
♪〜(青葉市子「ひかりのふるさと」)
納棺師:
はなちゃんは・・・
髪の中に全部砂が入り込んでいて
すごく重たい髪だったんですよ
S:
震災の遺体を復元し、
家族のもとへと届けつづけた納棺師。
誰からも慕われる水泳部の高校生。
避難先に津波がやってきた。
お母さん:
郵便局で発見されて・・・
笹原さん(復元師)がシャンプーして、
リンスして さらさらにしてくれて
生きているように可愛くしてくれて・・・
実家にあった振り袖の
着物があってそれをかけて
眠ってるくらいの感じでやってもらって・・・
・・・本当に、感謝しています・・・
S:
少女は、成人式に
着るはずだった着物を着て、
家族に別れを告げた
お母さん:
クルマから降りて、
じゃあねって送ったのが最後だったので
でも最後に食べたのが
私のお弁当だったな・・・
S:
あの日が、最後だとわかっていたなら。
震災を風化させない。そのために、3月11日を
「大切な人を想う日」に。
岩手日報サイトに、署名をお寄せください。
岩手日報
NO.2020149
広告主 | 岩手日報 |
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受賞 | ファイナリスト |
業種 | マスコミ・出版 |
媒体 | TVCM |
コピーライター | 河西智彦 |
掲載年度 | 2020年 |
掲載ページ | 267 |