芸能人が契約商品だけで無人島サバイバルした場合、「阿部寛」最強説

芸能人を無人島に連れて行き、自身が契約している商品だけでサバイバルを行なった場合、無事最初に島を脱出できるのは誰だろうか。

もちろん、契約商品数が多いほど有利なのは間違いない。しかし、いくら契約数が多くとも形のないサービス、例えば、保険などは何の役にも立たない。電気がないと使えない電化製品なども使いづらいだろう。

あとは芸能人自身がもともと持っているフィジカル・メンタルも大いに影響してくる。いくら契約数が多くとも、体力・精神的に頼りない場合、サバイバルは困難だ。

設定として、無人島のある場所は、日本近海。季節は7月。人工的な漂流物はないものとする。

参加者の装備品は、ズボンやTシャツなどの軽装と、ファイヤースターターとサバイバルナイフなど最低限のもの。

契約している商品は基本的に無限に使えるものとする。サバイバルという特殊な条件下なので契約商品の使い方は自由。無人島から近隣の有人島（30km先）まで脱出できたらクリアとしよう。

よし、ルールは決まった。

さっそく7月5日にニホンモニターが発表した「2022上半期タレントCM起用社数ランキング」を見てみよう。例えば、「草彅剛」だとこうなる。

第6位 草彅剛（契約数9社）

契約しているメルカリ・キャンプファイヤーは概念的なサービスなので、無人島では役に立たない（キャンプファイヤーでキャンプファイヤーはできないのだ）

しかし、お腹が減ったらおなじみの「一本満足バー」を食べればいい。
ま〜ん、ま〜ん満足！一本満足！栄養バランスもバッチリである。

続いて飲み物。設定上は真夏なので水分不足は命にかかわるが、草彅剛には「やさしい麦茶」がある。ミネラルも含まれており、夏場にピッタリ。

さらに飲み終わったペットボトルの容器は様々な用途に使える。たくさん集めれば脱出用の船だって作れる。

服が汚れたら「ハミング消臭実感」を使えばいい。抗菌バリアで守ってくれる。

サバイバルにおいては火をつけられるかどうかが死活問題になってくるが（海外の番組「Alone 孤独のサバイバー」でそう言っていました）、種火を作るのにはロトシックスの用紙が有効だ。

「食」に関しては、ほぼ満点に近い契約商品を持つ草彅剛。「衣」関してもハミング消臭実感がある。しかし、「住」にまつわる商品がない。ここがが難点だろうか。では、ランキング第1位の「芦田愛菜」ではどうだろう。

第1位 芦田愛菜（契約数15社）

1８歳にして契約数はなんと15社。「食」に関しては山崎製パンの「中華まん」がある。飲み物は「伊右衛門」。かなりいいバランス。いい昼食感。

「住」に関しては、スズキの「スペーシア」がある。椅子をフラットにして車中泊すれば雨つゆはバッチリしのげるはずだ。車なので住居を移動させることもできる。もちろん燃費だっていい。ガソリンを火種としても使えるはずだ。

衛生面では、ライオンの「hadakara増える泡ボディソープ」もあるし、シオノギヘルスケアの「リンデロンVs軟膏」もある。やはり契約数こそ正義なのだろうか。

しかし、しかし、芦田愛菜の契約している商品は、Y！モバイル、ECCジュニア、Uber Eats、スカパー！など形のないサービスが多いのだ。

あと、遊戯王カード・小学館の図鑑・年賀状・タウンワークなどは、無人島ではすべて「紙」としての価値しかないのも悲しいところである。

どんなに素晴らしい商品でも無人島では役に立たないこともある。1位だからといって、この過酷な勝負に勝てるとは限らないのだ。

長々と申し訳ない。私が最強だと思うのはこの人物だ。

阿部寛

先ほどのランキングTOP34に阿部寛は入っていなかった。しかし、絶対に勝つはずだ。

象印の圧力釜をむんずと掴み、そこに「檸檬堂 鬼レモン」と、ファンタ「プレミアレモン」をドボドボ注いでグビグビ飲む阿部寛。

喉が潤ったら、海にざんぶと飛び込み、手掴みで仕留めた魚に、クックドゥの麻婆茄子の素をドバドバかけてムシャムシャ食べる阿部寛。

ありありと光景が目に浮かぶ。

しかも、それだけではない。実は阿部寛は最強の「住」カードを持っている。

「セキスイハイム」

そうハイムさんである。無人島に突如出現する一軒家。徹底された品質管理のもと作り上げられた高級住宅であっても、阿部寛の手にかかればチョップで柱なんか簡単に折れる。家を解体して船にすることも容易だ。

そもそも、阿部寛なら近隣の有人島（30km）くらいであれば、そのままバタフライで泳いで脱出してしまうだろう。その時にはハイムさんの「♪ 帰りたい〜帰りたい〜」を鼻歌で歌うに違いない。

最強の「住」と素敵な「食」のカード、そして無敵のフィジカルを持つ阿部寛。「衣」の商品がひとつもないが、筋肉の鎧をまとっている阿部寛に衣なんていらないのだ。

よって阿部寛が最強である。

※長々と書いてきましたが、私はタレントさんが出演されているようなTVCMをほとんど担当しておりません。タレントさんの出演作などを一生懸命に調べても何の意味もないのが悲しいところです。