東北新社 Metaverse Production Project
Vocument #1『今、映画監督オダギリジョーが立つ場所。』( WebMovie 510秒) S:
Vocument #1 今、映画監督オダギリジョーが立つ場所。
NA:
今、映画監督オダギリジョーが立つ場所。
S:
映画監督 オダギリジョー
NA:
映画監督 オダギリジョー
彼が構想を練る次回作。
その準備が大詰めを迎えたと聞き、密着取材
の許可を得た。
オダギリ 今は、次の映画の打ち合わせですね。
まだ自分で答えが出ない部分もあって、
NA:
オダギリは、構想中の映画のラストシーンに
ついてずっと悩んでいた。
オダギリ 最後の落としどころみたいなところで、ちょっと…
脚本もそうですけど、なんかどっちかというと
場所というか何か、
ロケ地というか…
もし、違う場所に立ったら違う感情に
なるんじゃないかとか、
いろいろなことを考えるとちょっと…
NA:
感情は場所で動くと彼は言う。
オダギリはひとり納得のいくラストシーンを
探していた。
オダギリ:
歩きながら考えたりするのは好きですね。
なんかその方が、ふと何気ないアイデアが
浮かぶこともあるし
おしぼり一個もらってもいいですか。
なにが浮かんでくるかは分かんないですけどね。
自分の中の内面みたいな、悪く言うとトラウマ
みたいなモノから
生まれることももちろんありますし、全く何か内面じゃなく
外から影響を受けてみたいなもので、
生まれるものもありますし、
それをいかに自分のものにするかというか、
すごい居心地いいですよね、ここね。
何かこう流れる景色みたいなのが好きなんですよね。
僕、昔からジム・ジャームッシュが好きで
ジャームッシュってこういう映像けっこう入れるんですよ。
それに多分影響を受けているんでしょうね。
結構人少ないっすね。
なんか変化しますよね
今は今のよさがありますけどね、やっぱりね。
NA:
あらゆる場所に漂う、さまざまな物語の気配を、
オダギリは抽出しようとしていた。
オダギリ:
これがグランドキャニオンですね。
ここもなんか有名な場所らしいですけど。
なんとかキャニオンっていう。
オダギリ:
光が良いですね。
ディレクター:
なんか結末の糸口とかって見えてきました?
オダギリ:
まあ、まだ、はっきりじゃないですけどね。
場所に何て言うんだろう、意識が行き過ぎていた自分もあったというか…
本質をやっぱ忘れてちゃダメかなという気はしていて、
がどんどん発展していく中で撮りやすい状況も
どんどんできてきていると思うんですけど、
そういう方法論みたいなものは、
やっぱり忘れちゃいけないものの後ろ側に
あるべきなのかなって。
オダギリ:
なんかある、感情のうねりみたいなのがこう
やっとなんかいい着地点が
できたんじゃないかなとは思ってますね。
こっからもまだまだ詰めていかなきゃいけないですし
今はね、脚本のことでああだこうだ言ってますけど、
そんなことよりも面倒なことがこのあと
いっぱい続くので、
撮影のことを考えるともう頭が痛いですね。
NA:
映画監督オダギリジョー。
彼の誠実で、時に愚直なまでの模索の日々
に終わりはない。
オダギリ:
難しいことも多いし、苦労も多いし、
まあ苦しいことも多い。
ですけど、でもそれが映画だなと思いますしね。
それがやりがいなんだろうな、とは思いますけど。
とにかく、映画じゃないと表現できないことがいっぱいあるので、
僕にとってはそこが、やっぱり映画に代わる
ものは無いような気はしてますかね。
まあ、一つの場所でなんでも撮れたり、
すべてが撮れたりできると良いっすけどね。
それもなかなかね。
ディレクター:
はい、ありがとうございます。
オダギリ:
ありがとうございます。
ディレクター:
以上で。
オダギリ:
大丈夫ですか?
ディレクター:
はい。
オダギリ:
はい。ありがとうございます。
ディレクター:
ありがとうございます。
オダギリ:
お疲れ様でした
ディレクター:
お疲れ様でした。映画楽しみにしてます。
オダギリ:
ありがとうございます
オダギリ:
お疲れ様でした。
お待たせしました。
さて、なんでしたっけ
S:
Vocument
Virtual Document
Vocument
NA:
今、映画監督オダギリジョーが立っていた場所。
S:
もしどこでも撮れるなら、
あなたはなにを撮りますか?
If you could shoot anywhere, what would
you choose to shoot?
S:
Presented by
METAVERSE PRODUCTION
想像力の自由のために、空間を自由にする。
Set your space free to release your imagination.
S:
映画監督オダギリジョーの情熱は、
真実である。
NO.2023518
広告主 | 東北新社 |
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受賞 | |
業種 | 娯楽(公営ギャンブル・遊園地)・スポーツおよびスポーツ用品・各種の民間イベントやリサイタルやショー・音楽関係 |
媒体 | WEB |
コピーライター | 麻生哲朗 |
掲載年度 | 2023年 |
掲載ページ | 470 |