この商いは飽きない、なーのだ。
ちょっと仕事寄りなことを書いてみます。
日記みたいな、つぶやきみたいなのが続きましたんでね。
今回は「この仕事をしていて良かったな」と思うこと。
まあ、いろいろありますが、
私の場合、まず思い浮かぶのは、
仕事を通してたくさんの方と出会えたことです。
一緒に組んで仕事をやっている仲間たちだけでなく、
TCCに入会してからは、全国で活躍されている
コピーライターの方たちと知り合うこともできました。
出会い、といえば、クライアントとの出会いもあります。
たくさんのクライアントの方、とりわけ経営者と
話す機会が多く持てたのは良かったです。
経営者といっても、私が今までお会いしてきた方は、
地元でがんばってきた中小企業の社長さんがほとんど。
事務所にネコや犬がうろうろしているくらいは全然ふつうで、
中には、夕方になると「おっちゃん、遊ぼ」と、
近所の子供が社長を慕ってやって来るという
なんともほのぼのした会社もありました。
急いで原稿を見て頂かないといけないので
ある社長の携帯電話に連絡を入れたら、
「おぅ、今江さんか。 原稿? 今は見れんなあ。
ワシ、今、電柱の上や。」と言われたこともありました。
社長兼、職人兼、広報兼、営業兼、みたいな
こういう社長さんたちが日本を支えてきたんですねー。
次に、まだ世の中に知られていない商品やサービスについて
ほんの少し先に知ることができるのも、
私の大きな楽しみのひとつです。
「ほぉー。A社はこんなモノをつくるのか」、
「B社はこういうサービスをねぇ」「これ欲しい!」と、
打ち合わせをしているだけで、いつもワクワク。
資料の《取扱注意》《厳秘》という文字に、興奮する私です。
飽きっぽくて、何事も長続きしない私ですが、
この仕事だけは、飽きるということがありません。
「コピーライターは飽きない商い、なーのだ」。
敬愛するバカボンパパの口調で、
お寒い駄洒落を言って、本日は終わらせて頂きます。
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