リレーコラムについて

トムクルーズ号泣

前田知巳

佐倉さんとの連絡がすれ違いになってしまい、
今日からのスタートになってしまいました。すみません。

しかし壮絶だよな。壮絶過ぎるよ、佐倉さん。
あんな劇的なコラムの後で、何を書けというんでしょうか。僕も体調、決して良くはないんだけど(まあ周りを見渡してもあまり「絶好調!」という人は見かけないよなあ)、コラムにするほどのことでもないし。

でもまあ、みんな忙しい忙しいって言いながら、ちゃんと映画とか見てるんだよな。
ここしばらく映画見てなかったら、あっという間に打ち合わせに付いて行けなくなってしまった。アメリカンビューティとかバージンスーサイズとか、「ほら、あのシーンみたいなビジュアル。」って会話がなんと多かったことか。見てないと、そのたんびに肩身が狭いんだよね。で、「見てないんだから言うな!」とか言ったりしてね。

ということで一念発起し、最近は仕事の合間を縫っては映画を見に行くようにしています。リプリーも見ました(マット・デイモンは凄い役者)!パーフェクトストームも見ました(波、波、波やね)!でも記憶に残ったのは、何と言ってもMI2だったな。

いや、記憶に残ったといっても、別に映画そのものの話じゃなく。ちょうどトム・クルーズが女盗賊とカー・チェイスを終えた後ぐらいだったと思うんだけど(見てない人、すみません)、いきなり僕の席から4、5席空けて左にいたカップルから、なーんか怪しい波動が伝わってきたのでそっちを向いたら、うわ、乗ってるよ!女の人が男の人の上に。それも向き合って抱っこする状態?ってやつで。

いやー、やっぱり映画は、映画館で見るもんなんですなー。

映画館でそういう状態のカップルを見たのは生まれて初めてだったんでもう面食らいました。しかしやるかね?場末のガラガラのポルノ映画館でもなく、平日の5時の回で「やや空き」だったとはいえ、よりによってMI2で(撮影に体をはったトム・クルーズも泣くぞ)。

と思ってたら、そのバカップルの後ろの列から「すみませ〜ん」と、蚊の鳴くような声が聞こえた。若い女の人の声でした。いや、さぞや勇気が要ったろう。というかそれほど我慢できなかったんだろうな。そりゃそうだ。エライ!でもあんたが悪いのでもないのに、「すみませ〜ん」はやさしすぎるよ。「ウラァ!」とか言ってやれ!

でまた、その声に、バカップルの上になってたほう(つまり女性)が、実に素直に「すみません」といって、あっさり自分の席に座ってしまったのもよく分からん。だったら最初からやるなよ!

※今、某・鬼営業から「とっとと原稿、メールで送れ!!」という電話が入ったので、この続きはまた次回。ていうか書けるのかな。書けなかったらすみませんね。

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