ドリルなめ
篠原誠
こんにちは、シノハラマコトといいます。
今週から、ボクがこのコラムを担当するということで、
今までの人生で、秘密にしていることを書きます。
ボクには、不思議な体験が数多くあります。
普段はこんな話は、絶対しないんですが
(うさん臭い奴だと思われたくないので)
このコラムを読んでる人が、あまりいなそうなので
ココだけの話として、取り上げたいとおもいます。
ボクの故郷は、三重県一志郡美杉村川上というところで、
歴史をさかのぼると、源氏に仕えていた
「日置クナイショウユウ」(漢字がわからない)
とかいう人がボクの婆ちゃんの祖先なのですが、
その「日置家」っていうのは、代々巫女となる女性を輩出する家系で、
一子相伝というか、姉妹の中でも、その素質があるものだけが
巫女になってきたんです。
で、男の子が生まれてその子に、「先読み」や「悟り」の素質が
あった場合は、幽閉されて、一生、人の目には、
姿をみせることが、できなかったようです。
だから、ずっと女性だけが生き残る家系だったわけです。
(ボク、昭和に生まれたよかったぁ)
で、ボクの婆ちゃんがらみで、不思議な体験がたくさんあります。
たとえば、ボクが5才くらいの頃、
「今日は、自転車にのったらあかんよ」と
婆ちゃんに言われた時がありました。
ボクは、そんなことはお構いなしに、補助輪をつけた
自転車で遊んでいました。ところが、何かの拍子に、
自転車が倒れ、当時まだガードレールのない道から、
崖下5メートル下まで、自転車ごと落ちてしまったのです。
今でもはっきり覚えていますが、
地面に着地する瞬間、まるで誰かに抱っこされるかのような、
クッションのあるような感覚がカラダにし、
全く痛みがなかったのです。
一緒に落ちた自転車は補助輪やハンドルが曲がっているのに、
ボクは、全くの無傷でした。アタマのすぐ上には、大きな
石があって、少しでもずれていたら、たぶん死んでいたと思います。
その日、家に帰って、婆ちゃんのところに、行くと、
ボクがまだなにも話さないのに、
「自転車、のったらあかんて言うたやろ」と
婆ちゃんは怒っていました。そして、
婆ちゃんの両腕は、真っ青になって、
腫れ上がっていました。骨が折れていたのです。
そんなことが、今まで、何回かあり、去年も
「明日は、海とかいったらいかんよ」
とまさに、海に行こうと思っていた前の日に電話がかかって
きたりしますした。ボクは、とりあえず、そんな電話があったときは、
婆ちゃんの忠告を信じるようにしています。
うさんくさい話ですみません。
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