バキュアム
篠原誠
このコラム、誰も読んでいないと
思っていたのですが、意外と読んでる人いるんですね。
昨日のコラムを見て、
3人ぐらいからメールが来ました。
あまりに、うさんくさいコラムだったので、
非難と疑いのメールばかりでした。
まあ、そんなことはさておき、
それより何より、ビックリしたのは、
婆ちゃんから電話がありました。
「まさか、コラムに秘密を書いたこと
感づかれたのかな」
と思ったけれど、
「元気にしてるか?」ってだけで、
特別に用はなかったみたいです。
で、久しぶりに婆ちゃんと
話して思い出した話があります。
人間には、本来いわゆる超能力というものが、
当たり前のように備わっていたという話です。
神足通、天眼通、他心通、天耳通、宿命通、漏尽通とか
あれ、違ったかな。なんか、そんな能力が人間にはあって、
たとえば、テレパシーみたいなのは、他心通って
いうんですけど、誰にでもあったそうです。
あと透視能力みたいな天眼通とかね。
まさに、ユリ・ゲラーでしたっけ。
あれですね。
でも、婆ちゃんは、ユリ・ゲラーは
インチキだって言ってました。
「なんで」って聞くと、
「本当にその能力が残っている人は、
あんな意識を集中せんでも、まるで、
<モノを見る><言葉を話す>と
同じくらいカンタンにできるんや」
って言ってました。
婆ちゃん曰く、「モノを見る」っていう
能力も見えない人からしたら、
超能力のように、理解できないことで、
ただ、多くの人が見えるから、
それをフシギだとは思わないだけで、
念力も予知能力もテレパシーなんてものも、
本来、人がもっていた当たり前の能力だったんだけど、
持っている人が少なくなるにしたがって、
理解できない能力になったそうです。
じゃあ、なんで、今の人は持ってないのかと
尋ねたところ、そういう能力は、
基本的には、淘汰される運命にあったといってました。
つまり、念力とかそういう能力を持つ人は、
必ず、先読みと人読みの能力、
つまりは、未来と相手の心が見えたわけで、
未来や相手の心が、まるで目でみるのと同じように、
脳味噌に直接入ってくると、人は、そのストレスで
死んでしまって、淘汰されるのだそうです。
当然、人に恋することも難しかったそうです。
じゃあ、婆ちゃんは、どうしたのかというと、
小さいときから鍛錬すれば、目をつむるように、
見ないようにできるそうで、ただ、
目と一緒で、使わなかったり、使いすぎたり、
年老いたりすると、その能力は、
段々落ちていくそうです。
こんな話を書いててなんだか、
自分が恥ずかしくなって
きました。かなり眉唾なんですもん。
話半分くらいに読んでください。
今日は、本当は幽霊のことを
書こうと思ってたんですけど、
長くなったので、また明日にします。
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