痔っ感
か、辛い。おクチではなく、下の方のおクチが…。
なんか怪しいと思ったんだよね、きのうの晩。辛いもの食べたわけじゃないのに、
辛くってしょうがない。おしりのあたりに豆をはさんで、それを、こすりながら歩いてる感じがしてたんで。で、早速、ヨメさんに「悪いけど、肛門みてくれる?」とお願いすると「いいよ」と素直な返事。ありがたい、これが結婚生活だ!と感激しつつおそるおそる、きれいでもないおしりをヨメさんにさらすと「あ、ぷくっとでてる」
といったと思ったらアズ・スーン・アズ家庭の医学書をめくり「これは痔か脱腸よ」
と、にわかドクターの診断がなされたのでありました。
「げ、痔か脱腸。どっちが、かっこ悪いかな?」おなかもみっともなくでて、髪も
白髪が増えたうえに、少なくなっているくせに、なにが、かっこ悪いだ。と思いますが、そんなこと気になるんですね、このアホンダラは。
で、あわてて病院へ。肛門科のある内科。あくまでも僕は内科に通っているんだ。という、みょうな自信。しかし、いきなり難関が。受付が、年季のはいったおばちゃまではなく、いかにも、看護婦見習というお嬢さん。「きょうは、どこが、具合が悪いですか?」とキラキラ笑顔で質問されても、お、おれは痔です、痔なんですといえ
ない、それが痔の初心者のかわいいところ。小さな声で「こ、肛門のあたりが、ちょっと、なんか、いつもと違うような違わないような…」「じゃ、肛門科ですね。少しお待ちください」おいおい声が大きすぎるよ、他の人にも、聞こえちゃうよ。若い女の人とかもいるじゃない、どうするんだよ、出会い妨害か。ある種の名誉毀損だ。と
グズグズいってることもできず、ひたすら、順番を待つのでした。これから、どんな
おそろしいことが待ってるとも知らずに。
というわけで、恐怖の診療篇については、また、明日。
以上、NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」が最近お気に入りの白部でした。
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