八月のクリスマス
こんにちは、お元気ですか。
森田直樹さんから引き継ぎました、
マッキャンエリクソンの大塚昇といいます。
今日は、お盆休みで、東京に人がいなくて、静かですね。
普段は満員の電車も、今朝はガラガラでした。
いつもこれくらいの人口密度だと、快適なのですが…。
週末も、涼しかったので、過ごしやすかったです。
虫の音が鳴り響き、秋を迎えたような気分になりました。
しかし、なぜ日曜日の夜は、あんなに寂しいのでしょうか。
(僕だけですか?)
子供の頃から、日曜日の夜は、嫌いでした。
(テレビは早く終わるし、みんな早く寝ちゃうし…)
話は変わって、昨日の夜、なかなか寝つけないこともあり、
ビデオで「八月のクリスマス」を観ました。
1998年の韓国映画です。
もう何度も観たことがある映画ですが、
観るたびにせつない気持ちになります。
主演のハン・ソッキュと、シム・ウナが最高です。
(シム・ウナは、残念なことに引退するそうです)
ハン・ソッキュは、僕がいちばん好きな俳優なのですが、
ハンサムではないし、ハリウッドスターのような
華やかな かっこよさはありません。
でも、彼がスクリーンに現われて、ひとこと
声を発するだけで、周りの景色が変わるのです。
ふわ〜っと、やわらかくて、あたたかくて、
やさしい雰囲気になるのです。この存在感は、鳥肌が立ちます。
映画の中で、ハン・ソッキュが、コーヒーショップで、
ガラス越しにシム・ウナを見ながら、指で彼女の姿をなぞるシーン。
最後に撮ったセルフポートレートが遺影に変わるシーンは、やりきれないです。
毎夜、ハン・ソッキュを待ち続けるシム・ウナが、その想いを募りに募らせ、
写真館に石を投げつけ、窓ガラスを割ってしまうシーンも胸が痛いです。
エンディングは、淡々としていて、それがなんとも物悲しく、
なんともいえない寂寥感に包まれます。
すみません。観た人しかわからないことを書いてしまって…。
「シュリ」「JSA」も面白いですが、
「八月のクリスマス」も、本当にオススメです。
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