美人レポーター
こんばんは、梶田あずさです。
千晶ちゃんからのバトンタッチ電話で、リレーコラム初めて見ました。
千晶母さんのコラム、おもしろかった。
ジュニアがいる世界は広いねえ、深いねえ。
ジュニアもいない、ダンナもいない(ダンナもどき、はいます)、趣味もない、
そんな私は何書こう?
そういえば、作文がキライだった。できれば母に書いてもらいたい、と思ってた。
作文がキライなのは、何書いていいかわかんないから。
きっとナンニモ考えてなかったんだと思う。
小学生ぐらいでも、作文うまい子って、メチャうまいね。
私はいまでも覚えてますが、夏休みの作文の宿題で、
ムクゲの花がいっせいに咲いた様子を
「わたしは神を見た。」という題で書いてきた女子がいるのだ。
小学6年生で。かなわない。
そんな私が、なぜコピーライターに?
(あとあと、作文とコピーは全く関係ないとわかるのですが…)
就職するときは、意味のないマスコミ志望だった。
もちろん落ちまくった。
名古屋に帰り、コネで某広告代理店名古屋支社のアルバイトにもぐりこんだ。
視聴率なんかの計算するのが仕事だった。
2週間で飽きた。数字もキライだったのだ。
隣の課に、同じ時期、アルバイト入社した女性がいた。
美人。スレンダー。ヒールをはくと173センチぐらいある。ちなみに私は153センチ。
着ているものなんかも、バリバリ。
銀座の高級クラブでバッチリ稼げそうな容姿と雰囲気なのだ。
ある日、彼女と一緒に帰ったときのこと、
「私、コピーライターの通信講座、始めたの」と彼女は言うのだ。
「何、それ?」と私。
コピーという職種があることは知っていたが、講座があるとは知らなかった。
話を聞くと、銀座のオネエちゃんより、私の方がデキそうな気がした。
作文ギライであることは忘れていた。
それが、私のコピーライター人生のはじまり。
その後、十数年たったある朝、日テレのワイドショーを見ていたら、
彼女がテレビに映っていた。美人レポーターとして。
彼女の人生にも、いろんなことがあったんだろう。