泥んこバイクで、仕事のウォーミングアップ
田中麻子
体を使っているときは、頭がとても素直に動く。だからスポーツが好き。でも、体を忘れて頭だけを使っていると、頭は突然ややこしくなってむずがる。だから(仕事が嫌い)…うぅ〜ん、そういう面がなくもないわたしは、だからこそスポーツして頭を素直に単純にして、仕事に向かおう習慣になった気がする。
さて、好きなスポーツはバイク、水泳、スキー。最近ごぶさたぎみではあるが、特にオフロードバイクとの付き合いは長い。50CCのモトクロッサーから、250CCのデュアルパーパス車まで8台ほど。といってもメカには当然のごとく弱いし、テクニックも20年近く乗ってるなんて誰にもいえない代物だけど、こんなに楽しいスポーツはない。では、どこが楽しいのかお話します。
1、泥んこ遊びの快感。
オフロードバイクは基本的に、舗装されてない場所をどこでも走る。村興しの一環として開催される耐久レースになると、牧場やスキー場、川原を走る。歩くのにも難儀をするような場所を好んで走るわけだから、当然転ぶ。そこが泥沼なら、転がる一瞬のうちに見事な泥人形ができあがる。あ、イテテと起き上がり、起き上がったとたん、また泥に足をすくわれ転びながらバイクを起こし、走る。大汗かいてこんなことを繰り返していると、体の中はすっからかん。無邪気になる。だから、子どもが転ぶように案外ケガをしないし、理屈の入りこむ余地がない。生身で感じる、感動がある。
おっと、きょうはここに長居してしまった。つづきはまた明日。お会いできるといいな。
4441 | 2018.04.06 | 「手帳の人」につなぎます |
4440 | 2018.04.05 | ビッグデータで見る広告コピー |
4439 | 2018.04.04 | 商品とタレントはどちらが強いのか |
4438 | 2018.04.03 | 女が男に敗れる不思議 |
4437 | 2018.04.02 | バトンの悩み |