今昔物語 その1
二見龍男
こんにちは。
TCC同期の手塚氏からバトンを受けた二見です。
手塚氏も書いているように、僕は「走ってるコピーライター」。
1990年から毎年ホノルルマラソンに参加するほか、
国内でも年間15レースぐらい走っています。
ゴルフをやるコピーライターは多いけど、
ランニング好きはホント少ないようですね〜。
ランニング以外の楽しみは、落語鑑賞、飲酒、ハワイ旅行など。
昨日も、国立劇場で開催された
「春風亭小朝のスペシャル独演会」に行ってきました。
最近、特に注目している噺家は柳家喬太郎と柳家三太楼。
小朝が超天才なら喬太郎は天才。三太楼は努力の人です。
落語の話は、また別の機会があれば。
このコーナーを見る人は、コピーライターに興味がある人や
目指している人が多いと聞きましたので、
そのへんの話を…
コピーライターという職業を知ったのは中学1年生ぐらい。
父親が新聞社の広告局に勤めていた関係で、
書斎の本棚に「宣伝会議」がズラっと並んでいました。
パラパラと見ていると、ふだん見ているTVコマーシャルや
新聞広告、雑誌広告の制作裏話なんかも出ている。
「広告作るのって面白そうだなぁ」と思いました。
父親に「コピーライターって、1日中コピーを考えたり
作っていればいいの?」と聞くと「そうだよ」と。
「ラクで楽しそうだね」とか言ったような気がします(笑)
中学・高校と美術部に在籍した僕は、
グラフィックデザイナーに憧れた時もあったけど、
美術系の大学には行かないで経済学部へ。その時点で、
卒業したらコピーライターになろうと決めていました。
4年のとき、予定通りコピーライター養成講座(一般と専門)へ。
講座でいちばん印象に残っているのは、黒須田伸次郎先生の言葉。
「コピーライターなんて誰でもなれるよ。
名刺にコピーライターって入れればいいんだから」・・・納得。
大学の就職課に「コピーライター募集」などはなく、
養成講座の就職斡旋カード(ん?こんな名称だったかな)の
中からいくつかの会社に応募した結果、卒業と同時に
某SP代理店へ嘱託としてもぐりこむことに。
(続く…)
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