リレーコラムについて

初公開!高藤のアイデア帳 3

高藤晴透

こんにちは。サッカー日本代表対ノルウェー戦見ました?残念でしたね。でもいいところもいっぱいありました。後半は何度か中田(英)と小野のいいコンビネーションが見られたし、稲本は攻守に渡ってよかったと思います。あのスルーパスはしびれました。僕が特に応援しているのが小野選手。あのマラドーナのような何げないフェイント、ジダンのような柔らかいボールタッチ。それに彼は静岡県沼津市の出身だと思うのですが、僕も沼津に近い静岡県裾野市という富士山の裾野で小学校・中学校とサッカーをやっていました。自分で言うのも何ですが、ヘタでした。体力ないし、視野は狭いし。できたのはリフティング100回くらい。試合ではいつも根性で飛び込んでいく、マンガのキャプテン翼でいったら石崎君みたいな泥臭いタイプでした。(でも、石崎君は、結局、日本代表になったんだっけ?)だから、小野選手は、僕にとって地元の憧れの人なんですよね。ぜひ日本がH組突破できるよう活躍してもらいたいです。
サッカーの話で熱くなってしまいましたが、さあ今日は「高藤のアイデア帳」から僕の珍体験メモを2つ公開します。どちらも僕に強烈なショックを与えた出来事で、すぐその場でメモをとりました。

【想像してみてください。パート1】

私は、こんなおいしい体験をしたことがあります。それは東名高速道路のサービス・エリアでの出来事。私は自動販売機で、紙コップのコーラを買いました。お金を入れて、コーラのボタンを押します。まず、氷が勢いよく落ちてきて、次にコーラの原液が注がれ、次に炭酸水と思われる透明な液体が注がれました。そしていちばん最後に、申し訳なさそうな感じで、紙コップがポンッと落ちてきたのです。

【想像してみてください。パート2】

私は、こんなミステリアスな体験をしたことがあります。あるお菓子を買ったら、おまけでおみくじがついていました。そのおみくじは、小さい紙を袋とじにしたもので、開くと結果が見られるようになっていました。表紙には巻物の絵が線画で描かれてあり、その巻物に、へたくそな字で「おみくじ」と書かれてあるとても味のあるシュールなデザインが私好みでした。大吉かな、吉かな、凶だったらヤダな。などと一人でドキドキしながら、その袋とじを開くと、そこには一言・・・・・「瓜ふたつ」と。・・・・ふっ深すぎる。

ちなみに「最後に落ちる紙コップ」は、僕の先輩も体験したことがあると言っていました。ちなみに「瓜ふたつ」の占いの紙は、しばらく財布に忍ばせてありましたが、なんの効果も無いようでした。珍体験は頭では考えつかないようなシチュエーションが得られる貴重なアイデアのもとです。ふたつとも最後に「すっきりしましょ!」なんてコピーをつけたら、ほら、ガムのCMができてしまうでしょ(そりゃいいすぎか)。コピーを書くときも、CMの企画を考えるときも、自分の体験からアイデアが生まれることが多いものです。画面の前のあなたも、珍体験したらちゃんとメモしておきましょう!それでは、また明日。

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