リレーコラムについて

営業から、クリエイティブへ。

望月和人

はじめまして。東急エージェンシーの望月と申します。TCCホームページの「How to be a copywriter?」のコラムでも書かせて頂きましたが、ボクは新卒で東急エージェンシーに入社して以来、2年間営業をやっていました。営業の仕事も予想以上に面白かったのですが、やはり何としてでもコピーライターになりたくてなりたくて仕方がなかったので、クリエイターになるためにいろいろと工夫をしてみました。面白いかどうかわかりませんが今日から5日間、自己紹介がてらその辺の話しを中心に書かせて頂きます。よろしくお願い致します。

営業からクリエイティブに移ると一口に言っても、当時何をしていいか全くわかりませんでした。また、ボクはコピーライター志望の割に非常に文章が苦手で、といいますか活字恐怖症で、コピーライターとしての適性も驚異的に低いと思います。才能のある人は、素直に自分を出せばいいと思いますが、ボクの能力は普通すぎて素直に普通のことをやっていても普通にしかならないので、何か方法論がいるなと感じました。それでとりあえず、いろいろと分析をして行動しようと考えました。ただし分析と言っても本屋に売っている広告関係の本を片っ端から買って、自分にも応用できそうなことをノートに書いてみるくらいでしたが。その中でも特に印象的だったのが、仲畑貴志さんの「コピーライターの仕事」という本に書いてあった“公募の広告賞でも3回くらい1等賞をとれば、誰かが見ていてひろってくれる”という内容の文章でした。最初、3回も1等賞なんてとれっこなさそうだなーって思いましたし、今でも達成できていませんが、要はコピーライターになれない悪循環の中にいる人はそのくらいの勢いで頑張らないとダメなんだろうな、ということは感じました。ボクは本当に本当にクリエイターになりたかったので、当時営業として広告の仕事に携わっていることは楽しかったのですが、それでも毎日人生に不満でした。そんなこともあり、けっこう忙しい部署にいたのですが、これはひとつ土日&休日返上でがんばってみるかと思って、とりあえず宣伝会議賞に応募してみることにしました。クリエイティビティーというあいまいな能力をアピールするためには広告賞をとるしかないと思いましたし。
(明日のコラムに、つづきます。)

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