年令的なこと
サン・アド人
サン・アドに入社できたのは1973年で、
有名な会社だったから、とても歴史のある会社
だと感覚的に思い込んでいた。
先輩も凄い人ばかりで縮み上がっていたので、
よけいにそう見えた。
実際には1964年の創立で、
わたしの入る10年ほど前だったのだが、まあ、
入りたての人間には10年前が
ひどく昔と感じられてもしかたがない。
それがいま入社30年近くになってしまうと、
創立は38年前ということで、
遠く感じていたサン・アドの創立期が
だんだん自分の入社時期に近づいてきた
ように感じられて驚く。
10年の間隔はなにも変わっていないのに。
案の定、若い社員にはわたしが創立期の古人間
のように見えているようで、
それって20歳と30歳ではずいぶん違うのに、
70歳と80歳だと、要するに老人ということで
一緒くたに見てしまいがちなようなもの?
明後日4日から30日までギンザグラフィックギャラリー
で、サン・アドの展覧会「サン・アド人」をやります。
そこで来週の金曜まで、サン・アドのコピーライターが
リレーしてコラムを書くことになりました。どうぞよろしく
お付き合いを。(安藤)
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