あえぎ声の話
今日の話は、ワタクシのお話です。
「うっ!あ〜っ、あ〜っ、あ〜っ、あ〜〜〜〜〜っ」
今日も朝から、あえぎ声で目がさめた。
最近、いつも隣の家から、その声は聞こえてくる。
朝暗いうちから聞こえてくることも、しばしば。
「うっ、うっ、うっ、う〜〜〜っ。あ〜っ。」
残念ながら(?)、男の声である。
隣の家の格子の隙間からこっそりのぞいて見ると、
男同士が、裸で抱き合っては、悶絶を繰り返している。
見つめていいものやら、目をそむけるべきものなのか。
朝から不思議なものを目にしてしまったと思いながら、
会社に向かう毎日。もう慣れましたけど。
そうです。
うちのマンションのお隣さんは、
相撲部屋。
いまは初場所の真っ最中。
早起きの力士たちは、朝から軽い稽古をしているのです。
道路には、この寒いのに、
浴衣姿やまわし姿の力士がうろうろ。
相撲の街、両国のいまは不思議です。
最終回は、本当の話で締めてみました。
というわけで、1週間のお付き合いありがとうございました。
来週、このリレーコラムのバトンは、
博報堂「篠原直樹」さんに渡します。
ちょっと前までよく一緒に仕事をしていました。
さっぱりとした、ガンバリ屋が、
どんなコラムを書くのか僕も楽しみです。
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