リレーコラムについて

東京と大阪のクリエーティブ(最終回)

絹谷公伸

今日は大阪クリエーティブの良いところ、感心したところをお話しします。際立つ点を一つだけ挙げれば、CMにおけるコトバへの執着が非常に強い!コンテボードでも、コピーがイチバン大きく、目立つようにレイアウトされている。東京から大阪に来たとき、そのコンテのレイアウトには衝撃を受けました。だって、黒帯ベタ敷きの白抜きで極太の文字が、どーん!ですよ。東京では、見たこと無かったもん。東京と競合したとき、あれ、効果あるんじゃないかな。クライアントからすれば、言いたいことを、声高に言ってくれているみたいで・・・。CMでコトバを重視するというのは、正直言って予算が少ないということもあるし、文化や、堀井さんの影響とかいろいろあるでしょうが、いろんなことをひっくるめて、それが大阪なんですね。一つ提案なんですけど、大阪と東京のクリエーティブがもっと人事交流したら、また新しい世界ができると思うんだけど、いかがでしょうか?
いま、大きな競合に負けたというショッキングなニュースが入ってきました。(ホント)
筆を続ける気力がなくなりましたので、今日の所はここで失礼します。
次回からは、原尚樹さんです。おたのしみに。

NO
年月日
名前
5719 2024.07.12 吉兼啓介 短くても大丈夫
5718 2024.07.11 吉兼啓介 オールド・シネマ・パラダイス
5717 2024.07.10 吉兼啓介 チーウン・タイシー
5716 2024.07.09 吉兼啓介 吉兼睦子は静かに暮らしたい
5715 2024.07.08 吉兼啓介 いや、キャビンだよ!
  • 年  月から   年  月まで