いとしのウンチ
小見ちひろ
高校生の頃だったか、友だちと、
<ウンチとウンコの違い>について
考えたことがありました。(汚い話でスミマセン)
<ウンチは軟らかくて、ウンコは硬い>とか、
<ウンチは子供ので、ウンコは大人のだ>とか、
<ウンチは女性言葉で、ウンコは男性言葉だ>とか、
実にもうバッカらしいことを、大マジメに考えた記憶があります。
広辞苑を引いても違いはなかったし、答えはナゾのままなのですが、
最近の私には、ちょっと持論があるのです。
ポイントは、愛情。
「ウンチ」には、いとおしいとかカワイイと思う気持ちが少なからずあって、
「ウンコ」には、ない。いとしくも憎くもなく、まったくの代名詞。
自分の子供がするのは「ウンチ」で、よその犬が道端にするのは「ウンコ」。
よその犬のでも、かわいらしく思った時は「ウンチ」。
私の場合、だいたいこの法則で用法を選んでいたことに気づいたのです。
あくまで私の場合ですが。
で、先月から飼い始めた子猫(2匹)のウンチを
毎朝毎晩そうじしている私は、それをいとおしく思うだけでなく
日に日にリッパになるウンチに誇りすら感じているのでありました。
親心ってヘンですね。
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