現役女子大生・58歳
58歳の女子大生。それは何をかくそう私の母です。
法政大学・通信学生。
普段は京都の実家で勉強。夏はゼミに通うため東京に出てきます。
古文書学やら、キリスト教史やら、心理学やら、
よくわからないけど文学部史学科らしい。
Aのついた論文には、教授から「あなたの人生経験が反映された
深い考察力に敬意を表します」と書かれていました。
敬意を表します。って!すごいな。さすが年の功。
手帳には19歳の同級生と写したプリクラが貼られています。
授業の後は、ゼミの男の子とカフェでお茶。
映画館はもちろん学生料金。だって、女子大生ですから。
彼女は絵描きでもあり、「魚を描きに行ってくる」と
スケッチブックを持ってふらりと旅に出てしまったりもします。
そこで知り合った漁師さんからは
毎年欠かさず伊勢エビが届きます。…なぜ?
「海から流れてきた」と錫杖(仏像とかが持ってる環がついた杖)
を拾ってきたり、3年前に骨董市で見かけた品と運命の再会をしたりと
なんとなくオカルトな一面もあるよなないような。
さて、そんな母が12月に銀座で個展を開くことになりました。
…もうお気づきのこととは思いますが、
今日はコラムの名を借りたバリバリの宣伝です。
12/7〜12/13 『石田正美展 〜心の恒常知覚が働かない〜』 小野画廊
中央区銀座1-9-6 第二銀緑ビル2F
(地下鉄有楽町線・銀座一丁目駅10出口を出て、ドトールの隣り)
「TCCコラムで見た」と言ってもらえばお茶菓子サービスです。(きっと)
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