コピーの鬼は無職
はじめまして。
電通九州の佐藤さんから
バトンを受け取った、
電通西日本松山支社の板東です。
村田葬儀社の新聞広告で
ことしの新人賞をいただきました。
一週間よろしくお願いします。
えーっと、みなさんは、
コピーを書いたら誰に見せますか?
自分で書いて自分で選ぶ。
東京から松山に来てはじめて、
こんな立場に立ちました。
いや、別に東京にいるときだって、
上司に見せる前に
自分では選んでいるつもりでした。
が、いざ自分しかいなくなると、
いかに上司に甘えていたかが分かりました。
こんな環境を求めて松山に来たのだ!
なんて思うものの、
考えていく過程でやっぱりどうしても、
客観的意見が欲しくなる場合が多々あります。
ボクの場合、
嫁に見せて反応をチェックします。
自分にとって一番身近な生活者だし、
そこは夫婦。
必死に書いたコピーを無責任に
バッサバッサと斬り捨ててくれます。
でも、そのときにつぶやく
何気ないひと言がとても効きます。
いかに自分が独りよがりだったか、
よーく思い知らされます。
そんな松山の生活も約2年。
気のせいか?
だんだんハードルが高くなってるような・・・
とある晩のこと。
帰宅したボクに向かって、
嫁がしみじみとした口調で言いました。
「仲畑ちゃん、ええコピー書くねぇ」
いつの間にか、
TCC年鑑にまで手を伸ばしていた嫁。
あるときは、
コピーライターズ入門までが枕元に・・・。
それにしても、嫁。お前は一体・・・