ボクを大切にしてくれる
ボクを大切にしてくれている。
そのことが、うれしい。
最近、人から言われた言葉で、ココロが動いた言葉です。
わたくしゴトの話ばかりで恐縮ですが、
会社を移るにあたり、
先月はいろんな人に、いろんなタイミングで
挨拶をしたり、話をする機会が
ずいぶん多かったのですが。
そんな中、前の会社の先輩からいただいた言葉です。
誰に、何を、どのように伝えたらよいか。
悩みながらも転職のことをお話したとき。
「会って、お話したかったので」と伝えると、
「それって大事だよね。少なくとも、
会って話したいと思ってくれていることが
わかるだけで、ボクを大切にしてくれていると
思えるじゃん。それって単純にうれしいじゃん。」と。
あなたを、思っている。
あなたを、大切に考えている。
その気持ちって、会って話す、
そのことだけでも十分
伝わるものだったんですね。
誰にも平等に限られている時間の中から、
その人と過ごすことに時間を費やす。
そのこと事態に価値がある、意義がある。
あたりまえのようで忘れがちなことを
教えてもらえた気がしました。
そして近しければ近しいほど、
後回しにしてしまいがちな人間関係。
ちょっと、反省しました。
親子、夫婦、家族。
仲間、上司、それから後輩。
忙しいと、余裕がないと、
大切な誰かを気にかける時間が短くなって、
知らず知らずに誰かを傷つけていることもある。
相手が会いたいと思っていることさえも気づかずに、
「会いたい」のひと言を、言うことさえも
躊躇させてしまったり。
最近いいなと思ったコピー。
「会いたいは、もう、わがままじゃない」
ドコモのコピーです。井の頭線渋谷駅の
改札口そばの柱巻きで出会えたコピーです。
(ただTV電話の広告だったので実際には会えない?のですが)
会いたいときに、会いたい人に、会いたい、
と言えること。
ときにそれは勇気のいることだったりもするけれど。
それを受け入れてくれる人がいる、というゼイタク。
それを素直にぶつけてくれる人がいる、というシアワセ。
失う前に気づかないと、と思いました。
さておき話は変わりますが、
本日、めでたく、誕生日を迎えました。パチパチ。
いちばん笑えたのが、父からのメール。
「何回目なのか忘れたけれどおめでとう」だそうで。
ま、そうですね。
もはや何回目かなんてカンケーなく、
めでたいものは、めでたい。
今日は、昨日解禁のボジョレー&フレンチで
お祝いしてもらう(予定)です。
そこはかとなく書き綴る駄文に
1週間お付き合いいただきありがとうございました。
来週からのこのコラムは、
電通の山田尚武さんにつづきます。
山田さんはTCCの同期で、ここ8年ほどの飲み仲間、
というか、コピーの話や広告の話はもちろん、
つかみどころもない私のグチや悩み?にも
真剣にアドバイスをくれるお兄さんでもあります。
同じ会社になったので、
ずーずーしくも、さらに甘えようと思います。
とりあえず第一弾として、
このコラム、お願いしてみました。
ではではヨロシクお願いします。
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