夕凪の街 桜の国
最近よくテレビで話題になっていたので心の準備はできていたのだが、
今朝の読売新聞の一面の見出しはあらためて切なかった。
冥王星 惑星から除外
別に、冥王星に思い入れがあるわけじゃないけど、
なんか長年一緒に頑張ってきた仲間をリストラするようで…。
しかも除外の理由は、「アイツ、小せぇから。」
ちなみに朝日新聞の一面では、
冥王星 「降格」
冥王星は一連の責任を取って部長から課長になりました。
* * *
とまあ、小学生からはじまった僕のコラム(?)も中学高校大学と経て、
いよいよ社会人篇に突入するわけですが、(そんなストーリーだっけか?)
会社に入った2年目の春、僕は趣味が高じて「マンガ部」なる部をつくりました。
活動は、「各自勝手にマンガを読むだけ」。
キャッチコピーは、「部員全員幽霊部員」。
部の掲示板なるものも作ってみたのですが、
発足当時から平均して一ヶ月に一回書き込みがあるかないかの体たらく。
久しぶりにあった書き込みが、マンガの話題ではなく「ブラジル戦、意外と見ごたえありましたな〜」「フジロックのスペシャルゲスト、プライマルだってよ」…
みんな、もっと、マンガ、読めよ!
だから、今日は部長の僕がマンガ部を代表して、
皆さんに一冊の漫画を紹介したいと思います。
『夕凪の街 桜の国』 こうの史代
朝日新聞とかで絶賛され、かなり有名なマンガなので読んでる人も多いと思いますが、(来年の夏に映画公開もされます)もし読んでない方がおられましたら是非読んでみてください。
広島の話です。原爆の話です。
僕自身広島で育って、原爆を題材としたたくさんのマンガ・小説・映画に触れてきましたが、こんな愛しい原爆マンガは本当にはじめてでした。
お時間があったら、読んでみてください。
そして、もしおもしろかったら、家族や友人や恋人にもすすめてみてください。
じゃあ、金曜日も時間がなくなってきたので
坪井はこのへんで失礼します。一週間ダラダラとつたない独り言のような文章にお付き合いくださいましてありがとうございました。
そして来週は、奇才・安藤宏治さんが
一度は断りながらもしぶしぶOKしてくれたので、担当してくれます!
ご期待ください!
(安藤さん「前半忙しすぎて書けないかも〜」)