九州出身、で、つながる。
今年のコピー年鑑は九州で制作されるそうです。
九州出身のぼくが新人賞を受賞できたのも
その恩恵があったとか、なかったとか。
さて、この「九州出身」という言葉もまた
人とつながるチャンスを増やしてくれます。
(…と、思い込んでいます)
お酒の席で「九州出身です」と言うと、
「店中の焼酎を飲みほします」とでも聞こえるのか、
ロックでなみなみ注がれます。
年頃の女性に「九州出身です」と言うと、
「自分、亭主関白ですから」とでも聞こえるのか、
花婿候補から一歩後退です。(あれ、チャンスが減ってる?)
そして、夜もクリエイティブなこの業界の人に
「九州出身です」と言うと、
「中州は庭です」とでも聞こえるのか、
武勇伝を語られたり、案内を求められたりします。
そんな偏見に満ちみちた「九州出身」という
十字架を背負いながら、誇りながら、
気づくともう東京で13年も過ごしていました。
ちなみに、ぼくの出身は福岡県北九州市。
かつて炭鉱夫と製鉄所作業員が元気だった町。
いまもヤンキーと本職のお兄さんたちが元気な町。
小倉で立ちよったラーメン屋の壁には
「店内禁煙」ならぬ「シンナー厳禁」の張り紙がありました。
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九州出身、で、つながりませんか? kita@hs-copy.com
追記・
同期の西村さん、メールありがとう。
だから九州人は好きです。