てにをは
「面白きこともなき世を
おもしろく」
ご存知、高杉晋作の死の前年の辞世の句と言われている。
でも、本当は、
「面白きこともなき世に
おもしろく」
というのが、正しい句らしい。
“てにをは”が変わるだけで、
見たこともない高杉の印象が少し変わるのが不思議だ。
そう、言葉ってやっぱり強いもんなんだな、
って改めて感じられる気がする。
本音を言うと、
僕はここ数年、少しコピーをさぼってた。
でも、このリレーが、なにか良いものを運んできてくれたような気がする。
リレーを繋いでくれた松本君。ありがとう。とても感謝します。
この気持ちが、コラムのリレーとともに、
この先に繋がらんことを。
皇甫相太君。今年新人賞をとった気鋭のコピーライター。
さて、リレーするよ。皇甫クン。