リレーコラム
レッド・ツェッペリンには、
『Rock And Roll』という曲があります。
ロック・バンドが作るのが
ロックンロールだとするならば、
そのものズバリをタイトルにして
失敗はできないと思うのです。
でも、レッド・ツェッペリンは事も無げに
素晴らしい『Rock And Roll』を作っています。
偉大な曲だと思います。
また、小説というものがおよそ
人間のこころを書くものだとするならば、
見事にそれを描き出した夏目漱石の『こころ』も
偉大な作品だと思います。
それならば、
リレーコラムのタイトルを
『リレーコラム』にしたからには、
すごいコラムを書こうとしているのか
というとまったくそういうことではなく、
ほんとにただ、リレーコラムの話です。
このコラムが回ってくると真っ先に、
「何を書こうか」というより
「誰に回そうか」と考えてしまいます。
みなさんお忙しかったりするので。
先週担当の澁江君は、
「オールスターズ」という
草野球チームの内野手仲間です。
大事な試合の直前には、
必ず澁江君とキャッチボールをします。
自然とそういうふうになりました。
そんな澁江君から回ってきたので、
キャッチボールのように反射的に
また彼に戻しそうになるのを抑えて、
内野の球回しのように次の人に
回そうと思います。
来週は、
「オールスターズ」の元キャプテンで、
いまやチームというより日本を飛び出し、
海を渡って活躍している、
オグルヴィの松尾卓哉さんです。
野球にたとえると、
メジャーリーグに挑戦しているような方です。
松尾さん、よろしくおねがいします!
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