ヘンなおじさん(青年期)
みなさん、こんにちは。
電通中部支社の尾崎です。
いま39歳で、今年の6月には40歳。
もう立派なおじさんですが、どこかヘン。
そうです、私がヘンなおじさんです。
ヘンなおじさんは、ヘンな青年期を送っていました。
ニキビ。
ふつうニキビって、10代の思春期、顔にできますよね。
でも僕は、20代の青年期、こともあろうにお尻にできました。
お尻のいちばん盛り上がった頂上部分に、おっきいヤツが一個。
座ると痛いんです。
けっこうたくさん膿が溜まっているのが、触った感じでわかります。
ちなみにウィキペディアには「ニキビ」について、
このように記述されています。
—ニキビは、毛穴(毛包)がホルモンと細菌と皮脂の相互作用によって
炎症を起こすことでできる。従って、皮脂が多く分泌される部位にできやすい—
僕のお尻の柔らかい部分は、
ホルモンと細菌と皮脂で溢れていたのですね。
ショックです。
コイツを潰してやる。
僕は、母の嫁入り道具である三面鏡に自分のお尻を突き出し、
ブラックジャックばりの鋭い視線で、
自らのお尻を観察しました。
これは普段の日常生活では、なかなか無いことです。
自分の○○○の穴や○○○のスジが、なんだか他人のものに見えて、
ちょっとドキドキしました。
我ながら、完全に変態行為です。
いつまでも自分のお尻に浸っている場合ではありません。
僕はこの「尻ニキビ」に対し、
自らの手でオペを行わなくてはなりません。
オペの方法ですが、針やナイフは痛みを伴いそうなので、やめました。
単純に、思いっきり強く、押し潰す。
どんなこともシンプルに限ります。
さっきよりも強く、グッと鏡にお尻を突き出して。
右手の親指と人差し指で、尻ニキビをロックオン。
その付近には、先ほどじっくり観察した○○○や○○○がありますが、
再びそちらに気を取られそうになりますが、
今は集中しなくてはなりません。
グッ!
と同時に、
ピッ!
サスペンス映画で、鏡に血が「ピッ」て付くシーンがあるじゃないですか。
あんな感じでしたね。一直線上に、ピッて。
僕の場合、血じゃなくて、膿でしたけど。
それを皮切りに、出るわ出るわ。
押せば押すだけ、出る出る。
ジャンジャン便が出るときの、あの感じ。
カラダが軽くなっていくような、あの感じ。
僕はオペに成功しました。
尻ニキビからは最終的に、これは大袈裟ではなく、
指にこんもり乗るくらいの膿が出ました。
そして、充実感からか、僕はあることを思いつきました。
「ニキビの中身(膿)は皮脂、それってつまりアブラじゃね?
だったらコレ、燃えんじゃね?」
僕は、自分の尻から出た大量の膿に、ライターで火を付けました。
困難なオペは偉大な実験へと変わったのです。
ジリリ・・・
まあ、その。
地味な音が少ししただけで。
燃えるわけも無くて。
あーオレ何やってんだー?みたいになって。
そのニキビの跡をしばらく爪でイジっていたら、
いつの間にかホクロみたいになりました。
あの、僕、ヘンですか。
そうです、私がヘンなおじさんです。
だっふんだ。
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