リレーコラムについて

キムです。

キムソクウォン

こんばんは。子供たちの心は動かせても、
クライアントの心は1ミリも動かせない
キムソクウォンです。

今日で最後ですね。何について語りましょうか。
それでは、「出会い」について…。

まず、CMプランナーにとって、優秀なディレクターと
出会えることほど幸せなことはありません。

「豆しば」にとって、電通クリエーティブ?の
穴井創平監督に出会えたことは本当に幸せなことでした。

そんなに多くのディレクターと仕事をしたことがないんですが、
穴井さんのおかげで良いディレクターと悪いディレクターの違いが
なんとなくわかるようになりました。

監督としてのエゴで企画の本質を駄目にしちゃう人と、
監督としてのエゴで企画の本質を何十倍にも魅力的にしてくれる人。

そこらへんのバランスが、監督としてのセンスじゃないかなぁと。

穴井監督は間違いなく後者でございます。
監督のおかげで、豆しばは最高にくだらないものになりました。(笑)

穴井さんに任せれば、きっとどんな企画も必ず面白くしてくれます。
騙されたと思って、一度、一緒にお仕事してみてください。
期待を裏切ってくれると思いますよ。もちろん、いい意味で。
B級のものを作らせたら超一流です。何を作らせても超一流ですけど…。

次に、作者にとって、すばらしい編集人と
出会えることほど幸せなことはありません。

主婦と生活社の殿塚郁夫編集長は、キャラクターのスペシャリストです。
「リラックマ」がブレークするきっかけとなった絵本を作ったのもこの方ですし、
キャラクター本は、作者が作らないとうまくいくはずがないと
僕たちに「豆しば」の絵本を作らせてくださったのも、この方です。
キャラクターとはどういうものかを日本で一番よくわかっている人でございます。

作者のやりたいことを一番に尊重してくれ、
親身になって一緒に考えてくれますが、

でも、時々、すごくシビアです。

もし、いいキャラクターができたり、
キャラクターのことで相談事したいことがあれば、
主婦と生活社の殿塚編集長に連絡してみてはいかがでしょう。
きっと素晴らしいアドバイスがもらえるはずです。

最後に、コピーライターにとって、よきパートナー(AD)に
恵まれることほど幸せなことはありません。

電通東日本の渡部祥子さんとは、3年前のヤングロータス日本予選に
一緒に出場して以来、腐れ縁でずっと一緒にやってます。

彼女は、僕たちがヤングロータス日本予選で第3位入賞したものの、
AD不在と言われ、そして、壇上に上がった際、僕が彼女に
マイクを渡さなかったことを、今でも恨んでいます。

それでもめげずに僕と一緒にやってくれます。

でも、正直、僕のほうがADとしての才能はあると思います。

なんでも、率直に言い合い、けなし合い、罵倒し合い、軽蔑し合う。
喜びは2倍で、苦しみは4倍になるようなコンビですが、
一緒に苦楽を共にでき、ひとつの目標に向かって同じレベルで
一生懸命頑張れる相方がいることは、本当に本当に幸せなことです。

渡部さんがいるから、現在の「豆しば」と「僕」があります。
あと、彼女の描くイラストは本当にヘタクソで最高なのですよ。

おっ、エンディングテーマの「エトピリカ」が流れてきましたね。
そろそろ終わりみたいです。

誤字脱字が多く、だらだらお見苦しい文章、本当に失礼しました。
本当に本当にごめんなさい。

でも、コピーライターってこうだぜ!って
スラッと面白い文章を書きたくなかったんですよね…。なんとなく。
そういうのは、もっと優秀なコピーライターの方々が書いてくれますし。
というか、書けないだけじゃないかという噂もありますが…。

様々な出会いに感謝しつつ、
弟子との出会いには恵まれなかったことを嘆きながら、
それじゃ、最後に…

弟子の道明寺君、あなたにとって、コピーとは?

「えっ、呼吸をするのと同じ作業じゃないんですか?」

す、すごいこと言うね、君…。

僕は、「コピーライター」とは、「どれだけサービス精神があるか」だと思います。
だって、広告ってサービス業だもの。

そして、「コピー」や「企画」は、「その人そのもの」。

えっ、意味がわからない?自分で考えてください。←サービス精神ゼロ

来週はわが電通クリエーティブ?新事業開発室の部長、
山口慶子さんにバトンを渡したいと思います。
部下の不始末は、上司の責任ということで…。
山口さんなら、この荒れてしまったリレーコラムを
もとどおり、きれいにしてくれると思います。
よろしくお願いします。

一週間、お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
最後まで読んでくださった、暇人な皆さまとの出会いにも感謝です。
またいつかどこかで、仲間として、ライバルとして
お会いできるのを楽しみにしてます。

最後に弟子の道明寺の詳しい情報が知りたい方はこちら。
http://ameblo.jp/kimnabe/entry-10476776284.html

(∪・ω・∪)

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