肝心な時に風邪をひく奴
坂本陽児
どうもどうも。榎本聖之さんからバトンを受け継ぎました坂本陽児です。
僕の勤務先は東京にあるのですが、
先ほど夜食を買いに外に出たところ、秋を感じる風が吹いておりました。
勝手に胃袋が、鍋モノの季節に向けて起動するのを感じました。
先週ひいた夏カゼでまだヒーコラいっているのに、調子のいいモノです。
グツグツ煮込んだ鴨や鮭・・・いいですねぇ。ちょっと元気になりました。
ところで風邪といえば、もう10年以上も前に読んだ鴻上尚史さんのコラムに
「肝心な時に風邪をひく奴」についての話があった記憶があります。
僕のつたない記憶によると、鴻上さんの学生時代、
大学の劇団にとてつもなくハンサムで演技もうまく、話題の新入生がいたそうです。
ところがここぞ、というオーディションを風邪で欠席してしまい、
そのままフェードアウトしてしまったと。
そこで鴻上さんいわく
「どんなに才能があっても、肝心な時に風邪をひく奴はダメだ」と
切り捨てる大胆なコラムだったのですが、
確かに肝心な時に風邪をひく人っているよなぁ、
と妙に記憶に残っていたのでした。
遠足の日に限って熱を出す、とか。
試験の日に頭痛、とか。
あれって、何なんでしょうね。
そういえば、サッカー日本代表の中村俊輔さんも、
選手としてピークの状態で迎えたドイツのワールドカップで
風邪をひいてました。
ピッチで首筋のリンパあたりをモミモミしている彼の姿を見て、
ああ、この人はやっぱり…と思ったものでした。
しかし中村俊輔さんも、将来JFAの会長さんなんかになったら、
すごくいいおじいさんになるんでしょうね。
「お前ら、練習もいいけど風邪ひくなよ〜」とかいって、
ベンチにのど飴とか、マスクとか用意してね。
あちこちに加湿器が置いてあるんだと思います。
そういう意味で、いいことも悪いことも、
生きていれば結果オーライになるんだと思います。
人生って、素晴らしいですね。
ちなみに僕も、風邪で寝込んでいるときに魔がさして、
ツイッター仲間の榎本くんからの依頼を受けてしまった次第。
こんな肝心な時に、しっかりと風邪をひいているダメな奴ですが、
今回のリレーコラムを機に、たくさんの素敵な皆様と
仲良くさせていただければと思っております。
土曜日までお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
<ちなみにツイッターのアドレスは@Y_SAKAMOTです。 気になった方はフォローしてみてくださいませ>
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