「四つ葉のクローバー」について
こんばんは、宮保真です。
ちょっと気持ち悪いことを言うので
最初に謝っておきます。どうもすみません。
髪の毛ボサボサの無精髭づら、
体だけは無意味に大きい37歳男性の私ですが
趣味は「四つ葉のクローバー探し」です。
これ、誰にも言ったことありません。
いや、趣味だと言ってはみたものの
「よし、週末はクローバー探しにでかけるぞ」とか
「今日仕事さぼって幸福探しちゃたぜ」
などということは、もちろんないです。
でもどこかでシロツメクサが
群生しているのを見かけるたびに
他では感じることのない静かな情熱が
自分の胸に湧き出てくるのを感じます。
人の目さえなければ、
地べたに這いつくばって探したい。
時間の制約さえなければ、
いつまでだって探し続けていたい。
いい大人になった今でも、その衝動に駆られてしまいます。
どうしてこんなに気持ち悪い成人男性になったのか
今となってはわかりませんが
きっと子どもの頃に四つ葉のクローバーを見つけて、
それをあげた誰かに
喜ばれたり褒められたりしたんじゃないかと思います。
「よく見つけたね!」とか、そんなふうに。
探して探して、見つけたい。(で、褒められたい。)
ついさっきまで
四つ葉のクローバー探し好きと自分の仕事のことを
関連づけて考えたことはなかったんですが、
おそらく根っこのところはひとつなんだと気がつきました。
そういえば「見つけた!」って時の快感は
クローバーもコピーもよく似ているではないですか。
…と、いうことは…
僕が少年時代からひっそりと
楽しんできた四つ葉のクローバー探し、
コピーライターの方々なら
この楽しさを共有できる人がいるのかもしれません。
いや、きっといるに違いない。
ここで、同好の士を募ります!
…と、書こうかとも思ったのですが、
「四つ葉のクローバー探しサークル」というのも
想像するとなかなか気持ちが悪いので、やめておきます。