リレーコラムについて

「金沢のコピーライターの明日」について

宮保真

リレーコラムも4日目ともなると
いろんな方から「読んでるよ」と
ご連絡をいただくことも多くなってきて
さらにどうしたらいいかわからなくなりますね。

こんにちは、宮保真です。
本日もローカル感満載でお送りします。

金沢では、広告のコピーライターは「希少種」です。
これは他の地方都市も、そうかもしれませんけど。

僕も実際にお会いしたことがある方で数名、
お会いしたことはないけど
お名前を聞いたことならある方でも、数名。
もちろん他にもいらっしゃるのでしょうが
それでも数はさほど多くないと思われます。

そこは市場規模が小さいので、当然といえば当然です。

必然的に、そのほとんどの方はフリーランス、
プロダクション所属の場合でも
事務所にコピーライターはひとりだけというケースが
多いのではないでしょうか。

上司や先輩、同僚にコピーライターが
何人もいる、という環境がないんです。
自分より前を行く人の仕事を間近で見る機会がほぼない、
というのは、決して恵まれた環境ではないだろうと思います。

もちろん僕もフリーランスで、
参加しているプロダクションにいる
コピーライターは僕だけなので
状況はまったく同じなのですが、
ひとつ幸運なのは、身近なところに
前を行く先輩コピーライターがいたことです。

それが、僕のコピーの師匠(だと僕が勝手に思っている)
電通西日本金沢支社の吉田一馬さんです。
TCCの先輩でもあります。

今回の新人賞も、僕がほんとうにひとりだったなら、
僕の目の前に「TCC新人を目指す」という高いハードルを
吉田さんが置いてくれなかったなら、
おそらく僕は応募しようとも思っていなかったはずです。
TCCは自分とは違う世界の出来事だと
去年までずっと思っていましたから。

今回吉田さんが牽引役になってくださって
僕に見せてくれたものを、
じゃあ僕は次にどう活かせるのかってことが
考えなきゃいけない課題なんじゃないかと最近よく思います。
(だから二日連続似たような話に…すみません)
もちろん僕の能力がどうかって問題は別にありますけど。

金沢の数少ないコピーライターのなかでも、
30代の若手はさらに少ないんです。
20代の方はいらっしゃるんでしょうか。お会いしたことがありません。
金沢でコピーライターになりたいっていう若い人にも、まだ会えません。

これってよくないよなあ、なんかできないかなあ、
…と悶々と考えていたら、もう朝になってしまいました。

何はともあれ、自分の今日の仕事をがんばります。

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