平均的27歳女子より、入るモノ
和田佳菜子
たびたびすみません。
四度目の和田佳菜子です。
リレーコラムもとうとうあと2回まで来ました!
徐々に肩の荷が軽くなっていくのを感じます。
次のバトンの相手も無事に決まっておりまして
しかも私と違って面白コラムを期待できる方なので、お楽しみに!
ということで、本日のテーマです。
◆ 平均的27歳女子より、入るモノ ◆
バスケットボールの3ポイントシュートがよく入ります。
あ、でももちろん、「平均的27歳女子より」って話ですが!
私は、小学校・中学校・高校と、合わせて9年間ほどバスケ部でした。
ただ、小学校時代も中学校時代もあまりバスケを知らない監督だったので
ちゃんとした「バスケットボール」を習得しはじめたのは高校からですね。
中学までの、ただただ吐きそうなくらいキツイ練習は、
まぁ、思春期の体力づくりにはなっていたかなという程度です。
そのせいで今だに体型がイカツイのが不要な副産物ですが…。
私の高校は一応、県下でも有数の進学校だったので
部としては弱いんじゃないか、と入学当時は舐めていたのですが
なぜか私の代には、中学時代、市や県で選抜されていた子が3人もいて、
しかも名監督と呼ばれる人がいたので、そこそこ強いチームでした。
とりあえず、白状しておくと、
私のバスケ人生は基本ベンチウォーマーでした。
だからずっと、スタメンになりたくて、なりたくて。
人一倍、必死に練習はするのですが、素質の問題か、上達せず…。
高校時代の監督には何度、
「下手くそ!何度言ったら分かるんだ!やめてしまえ!」
と罵倒されたか分かりません。あぁ、思い出しても胸が痛い…。
でも、超がつくほどの負けず嫌いなので、
何とか自分が人に勝てることを探してやろうと思い、
辿りついたのが「3ポイントシュート」でした。
私は、足が遅く、俊敏さや瞬発力が本当になかったので
1対1をして相手を抜き去るみたいなことが本当に苦手でした。
だったら、何とかして、外から打つしかないな、と。
幸いにも、集中力は高い方なので、これは正解でした。
そのために、高校2年のときは
毎日の昼休みに欠かさずシューティング練習をしていました。
華の女子高生…とはとても呼べない泥な感じの女子高生時代ですね。
友達と10本連続シュートを交互にやっていたのですが、
ベストな記録では10本中9本入るようになったこともありました。
とはいえ、試合に出られるタイミングは
チームがすごく勝ってるときか、すごく負けてるときかですし、
セットして打つのと、試合中に打つのじゃ全然ちがうので、
「あいつの3ポイントには要注意だ!」とスラムダンクのミッチーみたいに
一目置かれるようなことはありませんでしたけど(笑)。
余談ですが、
スラムダンクの井上雄彦さんは熊本の高校でバスケをしていたらしいです。
私の時代にも有名だった、ある強豪校の監督に教わっていたらしく、
その人が安西先生のモデルだという噂がありました。
でも、さすがに噂は噂、なかなか確かめようがないんですが、
うちのチームの美人マネージャーの先輩が、
ものすごく天然というか、ものすごく恐いもの知らずで、
その監督に会ったとき「安西先生のモデルの人ですか?!」と聞いたそうです。
で、さすがの強面の監督も、その単刀直入ぶりにびっくりして
案外にこやかに「そうだよ。彼はね…」と話しだしてくれたそうです。
それを聞いた当時の私たちは異常な興奮を覚えてましたねぇ…。
で、スラムダンクで言うところのミッチーや神クンを目指していた
私のガチなバスケ人生は高校時代に終わり、
大学ではバスケサークルに入りながらも、すごくたまにしかできず、
結果、筋肉量の落ちた身体で無理にプレーをしたために膝を故障しまして。
半月板損傷・前十字靭帯断裂…と、
もはや二度とバスケをしてはいけない身体になってしまいました。
(アスリートなら再建手術とかするんでしょうけど、そこまではできず…)
でも、今でも、シューティングはできるので、
そういう楽しみを残しておいて良かったなぁと思います。
さて、体力も集中力も、あの頃に比べたらガタ落ちな和田の
ますますしょうもない個人的コラムはあと1回の辛抱です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。恐縮です。
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