そっと
「検索」という機能が、
これほどなくなればいいと思ったことはありません。
なにかの拍子に私に興味を持った人が、ふと私の名前を検索して、
うっかりこの駄文を目にしたら?
そもそも1日4千人の人がこのページをのぞいているという、
バトンを受け取ってはじめて知らされるこの事実…
それを証明するかのように届く
「おめでとう」や「がんばって」や「気合い入れて」といったメールの数々。
いてもたってもいられません。
けれど、昨日も書いたとおり、ものすごい筆無精だし恥ずかしいしで、
これまでの人生の中で「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか、
そういうことをけっこう伝え損ねてきている気もします。
ここに書いとけば、もしかしたらその人が
なにかの拍子に目にすることもあったりするかも?
そんな風に思い直して、
手紙を入れた小瓶を海に流すような気持ちで、
そっと、書き進めてみることにしようと思います。
というわけでさっそく、今日のお手紙。
少し前から、「ネットで検索」を覚えはじめたあの人へ。
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拝啓 お母様
いつもおかず送ってくれてありがとう!
というか、私を産んで、育ててくれてありがとう!
忙しくって、あんまり遊べなくってごめんね。
また今度、旅行いこうね。
敬具
(4千人のみなさま。本気の私信で、すみません…)