きっかけは、サウナ
あれは忘れもしない、
2002年新入社員配属発表の日。
希望の職種と勤務地の欄に、
①クリエーティブ②マーケ③営業
①東京②大阪③中部
と書いたところ、中部のメディアという配属。
当時の彼女に電話すると、
ピシャリと一言。「じゃあ、お別れだね。」
研修の打ち上げで、ホテルのスイートで騒ぐ同期と
一緒にいるのがイヤで、ロビーで1人で泣いていました。
そこから中部支社での媒体局勤務。
それはそれは、とっても楽しい5年間で、
(入社3年で5回坊主に、という話は別の機会に)
仕事に慣れてきた頃、またちょっとした事件が。
当時、同棲していた彼女と、
あることをきっかけに、大ゲンカ。
ボクが家を出ることになり、1週間、
ウェルビーという名古屋で有名なサウナから会社に通った。
そんなとき、ふと頭に浮かんだのは・・・
「自分は、このままでいいのだろうか?」
もともと、自分はクリエーティブがしたくてこの会社に入った。
もし、何もしなければ、きっと自分はこのままだ。
10年目まで転局試験は受けられるのだから、
受け続けよう。受からなかったら、諦めよう。
そんな想いで、もう一度コピーライターを目指そうと、
家なきダメサラリーマンは誓ったのでした。
はじめまして。電通の宮田知明と申します。
何を書こうか、とっても悩んだのですが、
阿部くんのコラムを見て、新人らしく、
自分の系譜みたいなものがいいなーと思い、
中にはこんな人もいるんだ、と、
残業の合間にでも笑って頂けたらと思います。
1週間、よろしくお願いします。
(明日は、転局試験のお話です)