ひまつぶしについて。
今しなければならない仕事などが無くて、
自分の好きな事が出来る、のんびりした時間や状態。
手元の辞書で引いた「暇」に関する記述です(新明解 国語辞典より)。
つまり暇とは誰からも愛されるべき理想の状態であって、
けして忌み嫌う状態ではないことが分かります。
ところが仕事をしていると異なる現実を目にします。
「暇だったら今ちょっと時間いいかな?」
「いいっすよー、ボク今めちゃくちゃヒマなんでー!」
なんて会話を聞いたことはまずなく、自分の暇を隠すことが
クリエイターのたしなみであり、悟られないことが美徳。
仕事における「いまヒマ?」の問いは、
時に刃のように相手のプライドを傷つけます。
忙しくて暇がなければ、文句を垂れる僕たち。
暇な人を羨ましがって、実は忙しい自分が大好きな僕たち。
いざ自分がヒマになれば、それを隠そうとする僕たち。
勝手に「僕たち」と十把一絡げにして申し訳ないです。
そうでない方々が大勢いることも重々承知です。
明日からは、暇は潰すものではなく、
愛するものだと日々思っている僕の
ひまつぶしをテーマにした
話を書こうと思っています。
ひまつぶし(電車編)に続く・・・・
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