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じつは、ぼく朝の通勤電車の中で新聞を読む人が、ちょっと苦手。
「できるビジネスマンのおれは、
あまりの忙しさに家で新聞読むヒマないから電車の中で日経読んでるぜ!」
的な自己顕示欲を感じてしまうのは、ぼくだけでしょうか。
ぼくの偏見かもしれませんが、特に日経を読んでる人は、
必要以上に大きな音を立てて新聞をめくる傾向があります。
バサッバサッと響きわたる紙の音に、ちょっとイラッ。
いちいちタテにふたつ折にしてから読むので、
折って、整えるたびに、バサッバサッとなります。
ちなみに、ぼくが朝よく会う人は、
ふたつ折りの達人かと思うほど、折り目正しくたたみます。
まるで定規を使っているようなタテにのびるまっすぐなライン。
折鶴を折るような手つきで、端と端をぴっしりとそろえます。
でも、両サイドの人に気遣ってふたつ折にする割には、なぜか音には無頓着。
新聞の権威をたてに、まったく遠慮するそぶりを見せません。
日経新聞だから、仕方ないか。とまわりもあきらめムード。
端っこが誰かに当たっていても、おかまいなしです。
そもそも、あの狭い通勤電車の中で新聞を読むこと自体、不可能なんです。
どうしても読みたい人は、スマホか、タブレットでお願いします。
バーのドリンクメニューみたいに縦長の細長い車内専用新聞、
新聞社さん、つくってくれないかなぁ。