リレーコラムについて

クリスマスにはブルースを。

中川真仁

二週間前、博報堂の河西さんからリレーコラムをまわしたいという旨を
電話でいただき、「ぼくもう今年二月に一回書いてるンスよ」という
お断りをした後、直後にバトンが回った電通の廣瀬泰三さんから
「おまえわかってるんやろうな」という
素敵な電話がかかってきて、
12月24日にバトンを受け取りました
大広の中川です。すいません3回目です。
ちなみに余談ですが河西さんも泰三さんも大好きな兄貴たちです。

今日はクリスマスイブですね。(誰かコラム読んでるのかな)
小さい頃、クリスマスプレゼントで親から広辞苑をもらい、
キレて広辞苑を枕に二度寝したことが今でも懐かしいです。
覚えているプレゼントで一番よかったのは、
キン肉マンの王位争奪戦キン消しセットでした。

クリスマスで思い出すのは、みんなそうだと思うんですけど
どう考えてもダイ•ハードですよね。
もちろんホームアローンシリーズや、34丁目の奇跡とかサンタクローズ
とかもありますが、やっぱりダイハードですよ。

<おっさんがクリスマスイブに「なんでこんな目に遭わないといけないんだよ」と言いながらひどい目に遭う>
というスペクタクル映画、それがダイハードです。

一作目では、ビルの中で一人でテロリストと戦う様子が印象的です。
割れたガラスの上を駆け回ったり、ラストシーンでボスが高級時計と一緒に
落ちて行くシーンも最高です。リムジンの運転手も最高だった。

二作目で、テロリストを追いかけるときにヘリに乗り込む時に
(兵隊 )「ヘリは苦手なんでは?」
(ブルース)「高いところは嫌いだ。でも、負けるのはもっと嫌いだ。」
というやり取りは、ダイハード史に残るのではないでしょうか。

ブルースウイリス論でいくと、パルプフィクションや12モンキーズ、
フィフスエレメントにシックスセンスなど
有名どころにたくさん出ていますが
最近で言うと、LOOPERという映画があってこれがまた秀逸でした。
当時いた部長と「レミゼラブルはどうかと思うが、LOOPERは最高」という
結論で意見が一致しました。(個人の見解です)
まだ見ていない方はぜひオススメです。

今年のクリスマスイブは、家族みんなでダイハードを観るというのは
いかがでしょうか。
ちなみにダイハードシリーズ最新作、ダイハード/ラストデイの原題は
「A good day to die hard.」
インディアンの言葉「It’s a good day to die」(死ぬにはいい日だ。)
をもじったそうです。

別に師走バタバタの「クリスマスとか言ってる場合じゃねえ」という自分の状況を表したわけではないです。たまたまです。

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というわけで、ブルースウイリスから幕を開けたリレーコラム
年末までおつきあいください。

ご意見ご感想、苦情、共感、「私もブルースが好き」
「私がブルースウイリスです」等は 
masahito.nakagawa@daiko.co.jpまで。

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