リレーコラムについて

コピーライターという仕事が好きだ。

竹田芳幸

POOLの竹田です。
昨日11月11日は、コピーライターの日でした。
そんな日に、リレーコラムの原稿を落としてしまい、すみませんでした。
今日は「漫画が好きだ。」を書こうと思っていたのですが、
コピーライターの日へのお詫びの念を込め
「コピーライターという仕事が好きだ。」に内容を変更してお送りします。

このテーマで何を話すかというと、僕の経歴を話します。
主に、コピーライターを目指す人や、
なんとなく燻っている若手コピーライターの参考になればと思います。
そうじゃない人は、読まないでください。
けっこう、偉そうなこと書くので・・・。

それでは、はじめます。
僕の経歴を150文字くらいで書くならこんな感じです。

大学卒業後、広告代理店 京王エージェンシーに営業職として就職。3年後、コピーライターを目指し転職。goen゜にてプロダクションマネージャーをしながらクリエイティブについて学ぶ。退職後、フリーランスのコピーライターとしてキャリアをスタート。翌年、宣伝会議賞協賛企業賞受賞し、広告制作会社 浪漫堂に入社。2012年から現在のPOOL inc.に在籍。

「CMをつくりたい」と思って広告代理店の営業として就職し、
そこでコピーライターという職種を知り、
「そっちだった!」と思い直し転職するという浅はかなビジネスキャリアです。
最初の転職の際は、未経験で採用してくれる会社もなく、
ひょんなご縁からgoen゜に拾ってもらいました。
その後、コピーライターになったはじまりは、フリーランス。
つまり勝手に名乗っただけです。
そんな僕に、先輩や友人が仕事のチャンスをくれて、
なんとかかんとかコピーのようなものを書きながら日銭を稼いでいました。
それから5年、いろいろな縁で2つの会社に入れてもらい、
今年TCC新人賞をいただくことが出来ました。
POOLに来てからはマス広告も増え、
学生時代に思っていた「CMをつくりたい」も叶いました。

こんな風に、運と縁だけでここまで来た僕です。
いま与えてもらっているフィールドに、まだまだ実力が追いついていなくて、
苦しいというか申し訳ないなと思うこともあります。
しかし、コピーライターとして
ご飯が食べられている幸せは、日々感じています。

僕が最近「コピーライターって幸せな仕事だな」と思ったのは、
サラリーマンなのに、わかりやすい夢を追い続けられるということ。

僕はJリーグだけでなくスポーツ全般が大好きで、
スポーツ選手に憧れることもありました。
スポーツ選手には、なれませんでしたが(極度の運動音痴です)、
いま似たようなことを出来ていると思っています。
毎回の打合せは、スポーツの試合のような戦いの場で、結果も明確に出ます。
1年間のシーズンを終えて、戦績も出るし表彰もある。
同世代のライバルも、憧れる人も、社内外にたくさんいます。
しかも、そんな夢みたいなことができている自分は、
アスリートでも作家でもミュージシャンでもなく、サラリーマンなのです。
平均25歳で引退するJリーガーと違って、
僕はまだまだ現役で夢を追い続けられる。

嗚呼、コピーライターとは、なんと幸せな仕事なのでしょうか。
これからも、できれば死ぬまでずっと、
コピーライターとして戦い、夢を追い続けていこうと思います。

本日も長文にお付き合いいただきありがとうございました。
ご意見、ご感想などいただけたら幸いです。
takeda@pool-inc.net

ちなみに「Jリーグが好きだ。」は、メッセージ2件という反響でした・・・。
メールくれたKさん、S氏、ありがとう。竹田は元気です。
あとfacebookにコメントくれた、Kくん、Dくん、Rさん、Nさん、Kさん、
ありがとうございます。誤植を見つけてくれたTさんにも感謝です。

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