『毎度おさわがせします』
あるコピーライターのウィタ・セクスアリス
第1回『毎度おさわがせします』
加齢臭はどうやら耳の後ろから発生するらしいと聞きつけ、
毎日石けんで耳を必死に洗っている松井です。
神山さんの後をうけ、
青春時代に僕を「刺激」してくれたものたちを懐かしむのが
セクスアリス的本コラムの趣旨でして、
第1回の今日は『毎度おさわがせします』です。
放送されたのが1985年。
多感な時期でした。
多感な時期っていうのは、要するに「猿」ってことです。
そんな猿たちにとっても、このドラマは常軌を逸していました。
ベッドシーンやシャワーシーンなどをふんだんに盛り込んだ、
お色気コメディタッチ。テーマは「思春期の性」でした。(たぶん。)
第一話のタイトルが『こんにちはポコチン』。
壊れてる。
よくこんなのゴールデンで放送できたなという内容でした。
しかも主演は、あの中山美穂さん。
魂を撃ち抜かれるとは、このことです。
すぐに彼女のベッドシーンやシャワーシーンを録画したビデオが学校に出回りました。
僕らは視聴覚教室にそれを持ち込み、
何度もコマ送りやスローモーションをかけて、何度も「鑑賞」したものです。
ニップレスしてんだからどうせ見えないのに、
見たい気持ちが前に出過ぎ、首をかたむけて画面を凝視するヤツもいました。
Googleなんて存在しなかったあの頃、
全国の小中高男子は、間違いなく全員TBSの味方だったのです。
※『毎度おさわがせします』は1985年に放送されたTBSドラマシリーズ。
主演は中山美穂。主題歌はC-C-Bの『Romanticが止まらない』。
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