初めてのプロモーション
ぼくは小学3年くらいのころ、
とあるマンガを描いていた。
主人公がいろんなキャラクターと戦うような内容だったと思う。
とても拙いものだったけど
けっこうクラスで人気があって
生意気にも20円とか30円とかの値段をつけて売っていた。
あるとき、そのマンガのキャラクターを募集しようと思った。
クラスの後ろに箱を設置し、
応募を呼びかけた。
数日後、箱には溢れんばかりの案が集まっていた。
ぼくはその中からいくつかをピックアップし、
キャラクターに落としこみ、ストーリーに仕立てた。
「新キャラできた?」
「おれのはキャラになった??」
「わたしも入れたんだけど」
みんなの関心はさらに高まった。
自分がつくったコンテンツに周囲を巻き込んで、
今でいう「参加型のコンテンツ」にしたのだ。
しかも確かそのあとマンガを50円くらいに値上げをして売ったと思う。
(なんちゅー小学生や、、、)
思えば将来の夢を聞かれて
「サッカー選手」だとか「バスプロ(ブラックバスを釣るプロ)」
だとか答えていたけど
そのずっと前からプロモーションの走りのようなことを
ワクワクしながらやっていたのだ。
今でも、このころと同じような感覚で仕事をさせてもらっている。
当然、求められる結果やハードルは厳しく
比べものにならないけど
芯のところは変わらないと思う。
ほんとありがたいことです。
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