ユジネタ その2
昨日くらいから「コラム、読んでるよ」という声が聞こえてきます。
いやー、けっこう緊張しますね。
一応、Facebookで告知はしていますが、
そうは言っても、あまり読まれないだろうと高を括ってたので。
(「高を括る」ってはじめて使いました)
さて。
きょうも、「湯治(ユジ)」のまちがえネタです。
書くほうのまちがえですが、
これもけっこう多いんです。
●湯地 (まぁ、たぶん、こっちが多いですよね)
●湯時 (ちょうどいい湯加減になりました、みたいな)
●湯路 (温泉までの道のりみたいですね)
●油地 (そんなに油っこい印象ですか?)
●湯痔 (だれが痔やねん・・・)
5回に1回くらいは、ちがう漢字で書かれています。
(最後の「痔」は、某プロデューサーの悪意です)
もはや慣れていますから、わざわざ訂正はしません。
「ふっ、お前の好きに呼びな」と
よくカウボーイ映画に出てくる助っ人みたいに余裕をかましています。
カウボーイ映画とか見たことないですけど。
あ、「痔」だけは、訂正&猛抗議メールを送ったな。
それに、うちの会社のCRはよくあるんですよ。
広島支社の「鍵矢」さんが「鍵屋」さんになってたり
松山支社の「板東」さんが「坂東」さんになってたり、と。
そうそう、この間、家族と沖縄に行ったときのこと。
(なんて行き当たりばったりな話題展開)
ホテルに荷物をあずけたときに、
「湯治健富です」とつたえて、引換券をもらいました。
きっと、沖縄に「具志堅」とか「久手堅」という苗字があるせいでしょうね。
引換券には、こう書かれていました。
ユジケン トミ
じつに沖縄らしいまちがえ方!
受け取った手がふるえました。
そして、さらにです。
ホテルマンが爽やかな笑顔を向けながら
「ユジケン様、こちらです」
だ、ダメだ。吹いてしまう!
堪えました。グッと堪えました。必死に。
なんせ、おもてなしの精神が行き届いたホテルです。
お客様の名前をまちがえるなんて、言語道断。
いつものことながらぼくは気にしませんが、
万が一、彼がまちがえたことを知って、自責の念から辞職。
そして家族を養えなくなり、一家離散…。
沖縄の未就労者をふやしてはいけない!
彼の家族を路頭に迷わせてはいけない!
ぼくのほうも、仏のように微笑みを浮かべながら
「ええ、私が“ユジケン”ですよ」という気持ちで、受けとりました。
うしろで嫁が大爆笑していましたけどね・・・。
さて、そんなユジケンを見てみたい方は、
今週末11日(土)13:00から14:30に「TCC広告賞展2015・行動展示」へ。
http://www.admt.jp/exhibition/program/2015_tcc2015.html
沖縄っぽい顔というより、東南アジアっぽい顔が待っています。
湯治健 富(ユジケン トミ)
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