サボる
毎日コツコツ書ける性格じゃないです。
だから、こんな木曜日までサボっていたわけで。
会費を払うことをサボりつづけて
TCCを除名になった古川さんに
あるとき、「どうなったら一人前といえますか?」
と質問しました。
しばし考えた古川さんは、
「うまくサボれるようになったらかな」と。
古いですが、深イイです。
サボるというのは、やらない、ってことではないんですね。
やはり人間常に100%全力ってわけにはいきません。
あのメッシだって、試合中、けっこう走らずサボってるのです。
ここぞ!というときに力を出す。
それ以外のところはなるべく力を温存しておく。
それでこそ、プロであると。
とにかく、この言葉に深く感銘を受け、
以来うまくサボることだけを、考えて生きてきました。
打ち合わせの何時間か前まで何にもしないんです。
15時からの打ち合わせがあると仮定しましょう。
前の日も酒飲んで、普通に寝ます。
朝も起きない。
2度寝、3度寝を繰り返し、
だいたい10時45分ぐらいまで粘ります。
で、さすがに起きるんですね。
でも、ここで取り掛かっては、プロとは言えない。
あえて、朝ドラを見るんです。
「もう11時やないの。びっくりぽんやで。
大丈夫かオレ?でも、うまくサボれるってことがプロの証だし。」
とか思いながら、シャワーではなく風呂をためます。
そして、だいたい11時半に家を出ます。
で、喫茶店に、
行かないんですね。
あえて、こういうときほど、
おいしいランチを検索して食べるわけです。
なんやかんやで、会社に着いたら
13時とかになってます。
悪い時は13時半でしょう。
もう、半泣きですよね。
半泣きでデスクで企画するわけです。
これを日々繰り返すと、
どうなるか?
すごく企画がはやくなります。
ただ、はやくなっても、
結局前もって考えられないので
遅くてもコツコツ考える人といっしょです。
というわけで、あと2回。
限界ギリギリまでサボりながら、
書きたいと思います。